
Razerの7.1 バーチャルサラウンドサウンドヘッドセット「Kraken 7.1 」がバージョンアップ
7.1バーチャルサラウンドサウンドを体験できるゲーミングヘッドセット「Kraken 7.1」のV2バージョンが発売された。「Kraken 7.1 Chroma」の後継機種となる。
各所に改良が加えられたV2バージョン

Kraken 7.1 V2は、Kraken 7.1 Chromaの後継機種となるモデルで、7.1バーチャルサラウンドサウンド対応USBゲーミングヘッドセットだ。
7.1バーチャルサラウンドサウンド機能は従来モデル同様、Razer Surroundを利用しており、Razer Synapse上でカスタマイズを行う仕様だ。
ドライバユニットは50mmへと大型化され、周波数帯が低域、高域共に範囲が広がり、音圧感度の値も高くなっている。同じ7.1chヘッドセットでManO’War 7.1(50mmドライバ搭載)があるが、周波数帯、音圧感度のスペックはManO’War 7.1とも異なっている。
デジタルマイクは全方向性から単一指向性へと変更されている。スペック的には周波数特性の高音部が12kHzから10kHzへと若干落ちているが許容範囲内だろう。ちなみに、アクティブノイズキャンセリングはPCのみで利用可能となっている。
また、ヘッドバンドに刻印されているロゴも新ロゴになっており、カラーもグリーンからブラックに変更せれている。ヘッドセット全体がブラックで統一され以前のモデルより引き締まった印象を受ける。


Kraken 7.1 V2では、単体構造のボーキサイトアルミニウム製フレームを採用し耐久性をアップ。Kraken 7.1 Chromaでは折りたたみが可能であったが、V2モデルでは単体構造フレームのため折りたたみは出来なくなっている。


イヤークッションは、従来モデルより大きく、柔らかいものに変更されており、楕円形のイヤークッションへの変更も可能とのことだが、楕円形イヤークッションは別売りとなり、現時点(2016年12月8日現在)で発売時期は未定となっている。
また、ヘッドバンドの幅も従来モデルより広いものに変更されている。


対応機種はPCとMacのみとなり、PS4などは対象とされていないようだ ※。
他のRazer製ヘッドセットと比べ汎用性は多少落ちるが、PCでの使用が前提でUSB接続のみという点に問題が無ければ、手軽に高品位の7.1 バーチャルサラウンドサウンドが得られるお買い得なヘッドセットだと思われる。
※後日、メーカーホームページでPS4対応を確認。
製品仕様
製品名 | Razer Kraken 7.1 V2 |
---|---|
メーカー | Razer |
型番 | RZ04-02060100-R3A1 |
ヘッドフォン | |
周波数特性 | 12Hz . 28kHz |
インピーダンス | 32 . @ 1kHz |
感度 (@1kHz) | 123dB |
入力 電力 | 30mW (Max) |
ドライバー | 50mm, ネオジム磁石 |
イヤーカップの内径 | 56mm |
接続 タイプ | USB |
ケーブルの長さ | 2m |
概算重量 | 346g |
マイク | |
周波数特性 | 100 Hz . 10 kHz |
S/N 比 | > 55 dB |
感度 (@1 kHz) | -38 ± 3 dB |
集音パターン | ノイズキャンセリング対応 単一指向性 MEMSブームマイク |

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