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Razerの7.1 バーチャルサラウンドサウンドヘッドセット「Kraken 7.1 」がバージョンアップ

7.1バーチャルサラウンドサウンドを体験できるゲーミングヘッドセット「Kraken 7.1」のV2バージョンが発売された。「Kraken 7.1 Chroma」の後継機種となる。

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公開日: 2016-12-23 (更新 2017-07-11)
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各所に改良が加えられたV2バージョン

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Kraken 7.1 V2は、Kraken 7.1 Chromaの後継機種となるモデルで、7.1バーチャルサラウンドサウンド対応USBゲーミングヘッドセットだ。

7.1バーチャルサラウンドサウンド機能は従来モデル同様、Razer Surroundを利用しており、Razer Synapse上でカスタマイズを行う仕様だ。

ドライバユニットは50mmへと大型化され、周波数帯が低域、高域共に範囲が広がり、音圧感度の値も高くなっている。同じ7.1chヘッドセットでManO’War 7.1(50mmドライバ搭載)があるが、周波数帯、音圧感度のスペックはManO’War 7.1とも異なっている。

デジタルマイクは全方向性から単一指向性へと変更されている。スペック的には周波数特性の高音部が12kHzから10kHzへと若干落ちているが許容範囲内だろう。ちなみに、アクティブノイズキャンセリングはPCのみで利用可能となっている。

また、ヘッドバンドに刻印されているロゴも新ロゴになっており、カラーもグリーンからブラックに変更せれている。ヘッドセット全体がブラックで統一され以前のモデルより引き締まった印象を受ける。

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Kraken 7.1 V2では、単体構造のボーキサイトアルミニウム製フレームを採用し耐久性をアップ。Kraken 7.1 Chromaでは折りたたみが可能であったが、V2モデルでは単体構造フレームのため折りたたみは出来なくなっている。

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イヤークッションは、従来モデルより大きく、柔らかいものに変更されており、楕円形のイヤークッションへの変更も可能とのことだが、楕円形イヤークッションは別売りとなり、現時点(2016年12月8日現在)で発売時期は未定となっている。

また、ヘッドバンドの幅も従来モデルより広いものに変更されている。

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対応機種はPCとMacのみとなり、PS4などは対象とされていないようだ

他のRazer製ヘッドセットと比べ汎用性は多少落ちるが、PCでの使用が前提でUSB接続のみという点に問題が無ければ、手軽に高品位の7.1 バーチャルサラウンドサウンドが得られるお買い得なヘッドセットだと思われる。

※後日、メーカーホームページでPS4対応を確認。

製品仕様

製品名 Razer Kraken 7.1 V2
メーカー Razer
型番 RZ04-02060100-R3A1
ヘッドフォン
周波数特性 12Hz . 28kHz
インピーダンス 32 . @ 1kHz
感度 (@1kHz) 123dB
入力 電力 30mW (Max)
ドライバー 50mm, ネオジム磁石
イヤーカップの内径 56mm
接続 タイプ USB
ケーブルの長さ 2m
概算重量 346g
マイク
周波数特性 100 Hz . 10 kHz
S/N 比 > 55 dB
感度 (@1 kHz) -38 ± 3 dB
集音パターン ノイズキャンセリング対応 単一指向性 MEMSブームマイク
Razer Synapse 経由で完全にカスタム可能。バーチャル7.1サラウンドサウンドを体感できるゲーミングヘッドセット。
取扱終了
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