TT eSPORTSから、10ボタンレーザーセンサーマウス「VENTUS Z RGB」と、RGBライト搭載のマウスパッド「DRACONEM RGB」が発売
Thermaltake社のゲーミングデバイスブランド「TT eSPORTS」より、10プログラマブルボタンを搭載するゲーミングマウス「VENTUS Z RGB」 と、RGB対応LEDイルミネーション搭載のハードマウスパッド「DRACONEM RGB」が同時発売された。
多ボタン、多機能搭載のレーザー式マウス
VENTUS Z RGBは、先日発売されたVENTUS R RGBの上位モデルとなるゲーミングマウスだ。同じ「VENTUS」シリーズとして、異なる点を中心に紹介していこうと思う。
まず、VENTUS R RGBはオプティカルセンサー搭載だったが、VENTUS Z RGBは最大解像度11,000dpiのAVAGO 9500レーザーセンサーを搭載。ボタン数も5個から10個へと増え、プロファイル数は5つと変わらないものの、マクロ登録数はVENTUS R RGBの倍の50個となっている。
VENTUS Z RGBには、左サイド下部にスナイパーボタンが搭載されている。機能等の詳細は公表されていないが、一般的に考えれば通常のDPI設定とは別にDPI精度を変更可能にするボタンかと思われる。
デザイン面では、マウストップのハニカム状ホールや、その下に見えるRGB対応LEDのロゴマークなどはオプティカルモデルと同じであるが、サイズ的には大分異なっている。長さは若干短くなっているが、横幅は左サイドにスカート部が付いた分も含め88.5mmとかなりワイドな印象だ。高さも若干高くなっている。そして何故か重量が公表されていないのだが、VENTUS Z RGBには4.5gx3のオモリが付属しており重量調整が可能となっている。
そして、両モデルともメインスイッチはオムロン製スイッチを搭載しているのだが、マウストップの構造がそれぞれで異なっている。オプティカルモデルは一瞬セパレート式に見えるが実際は左右一体成型となっており、VENTUS Z RGBはセパレート式である。どこまでクリック感に違いがあるかは実際に試してみないとわからないが、気になる点である。
以上のようにざっと紹介しただけでもかなりの違いがあり、同シリーズではあるものの方向性が全く異なるマウスであるのがわかる。
多ボタンマウスとしては低価格となり、機能も十分に備わっているのでコストパフォーマンスに優れたマウスといえよう。
製品名 | TT eSPORTS VENTUS Z RGB |
---|---|
メーカー | Thermaltake |
ブランド | TT eSPORTS |
型番 | MO-VEZ-WDLOBK-01 |
発売日 | 2016年12月16日 |
センサー | AVAGO 9500レーザーセンサー |
解像度 | 11000dpi (デフォルトdpi400/800/1600/3200) |
プロセッサー | ARM 32 bit マイクロコントローラ |
オンボードメモリプロファイル | 5つのプロファイルを切替可能 |
最大トラッキング速度 | 150IPS |
最大加速度 | 50G |
インターフェイス | USB |
最大USBレポートレート | 1000Hz (125/250/500/1000Hz) |
カスタマイズ可能ボタン | 10 |
LEDカラー | RGB |
マウス寸法 | 38.89(H)mm x88.5(W)mm x111(D)mm |
ウェイト変更 | 可 (4.5gのおもり×3で調節可能) |
ケーブル長 | 1.8m |
ソフトウェア | メーカーホームページよりダウンロード |
保証期間 | 1年間 |
低価格のRGBライティング機能搭載マウスパッド
DRACONEM RGBは、RGB対応LEDイルミネーションを搭載したハードタイプマウスパッドだ。
「Razer Firefly」や「Corsair MM800 RGB POLARIS」と同系統のマウスパッドであるが、5,000円以下で購入出きる低価格が特徴だ。
もう一つの特徴として、DRACONEM RGBではライティングのパターンやカラーをハードウェア上で行うことが出来る点だ。マウスパッド本体とUSBケーブルを繋ぐユニット部分に2つのLEDコントロールボタンが搭載されており、このボタンで5つの発光パターンの切り替えや5段階の輝度設定が行えるようになっている。
只、気になる点もある。ソフトウェアでの設定等は行えないという点だ。また、公式ページで確認する限り、「STATIC」という常時発光させておくパターンの時に発光カラーを選択できるようなのだが、その色数も7色のみのようだ。ということは、RGBカラーから任意のカラー設定は不可ということになる。RBGカラーで発光はするけど色指定は出来ない、ということのようである。恐らく同社のRGBライト搭載のマウス等とも連動はしないかと思われる。
他の競合製品と比べカスタマイズ性で劣るところはあるが、価格を考慮すれば妥当と受け止めるべきかもしれない。手軽に光り物マウスパッドが手に入ると割り切れば十分にアリな製品だろう。
製品名 | TT eSPORTS DRACONEM RGB |
---|---|
メーカー | Thermaltake |
ブランド | TT eSPORTS |
型番 | MP-DCM-RGBHMS-01 |
発売日 | 2016年12月16日 |
カラー | 黒 |
滑走面 | マイクロテクスチャ仕上げ |
裏面 | ゴム素材 |
本体サイズ | 355(W)mm x255(L)mm x4(H)mm |
本体重量 | 420g |
LEDカラー | RGB |
インターフェイス | USB |
保証期間 | 1年間 |
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