
ShuttleからH170搭載LGA1151 「 Skylake 」 対応ベアボーンキットが3タイプ販売開始
2015年10月16日よりCubeタイプのベアボーンでおなじみShuttleからLGA1151、第6世代インテルCoreプロセッサーシリーズ(Skylake)に対応するベアボーンキットがSlimタイプを含む3モデルの発売開始を確認した。今回発売されたモデルはサイズと増設力がそれぞれ異なる、定番キューブタイプの「 SH170R6 」、スリム型の「 DH170 」、スモールスリムタイプの 「 XH170V 」のモデルは全てintel H170チップセットを搭載し巷で手間がかかるとプチ問題になっている100シリーズでのWindows 7へのインストールに対応してるのが特徴だ。
Shuttle定番サイズの3タイプがそれぞれ「Skylake」に対応


Shuttleから第6世代intel Coreプロセッサーシリーズ(Skylake)に対応するベアボーンキット、キューブ型の「SH170R6」、スリム型の「DH170」及び「XH170V」のが3モデルが登場、いずれもintel H170チップセット搭載、ソケットLGA1151に対応している。
※ただしモデル毎にTDP上限がある為、全てのSkylakeプロセッサーが搭載出来るという訳ではないのでベアボーンキットを選ぶ前に搭載したいCPUのTDPが対応数値内に収まっているかチェックが必要だ。
増設力は大きさなりに変化

Shuttleのベアボーンと言えは増設力が特徴でもあるが、今回はどうだろうか? とり急ぎ各モデルの増設能力を以下にざっくりまとめてみたので購入を視野にいれているユーザーは是非チェックしてみてほしい。
SH170R6
Shuttle伝統のキューブタイプ、もはや”小型”ベアボーンとは呼べない時代となってしまったがその分増設力が強化されている。
4K/ウルトラHD動画サポート、3画面対応、RAID運用可能でPCIe x16、PCIe x4スロット各1に加え、ハーフサイズPCIeスロットとM.2スロットも搭載。

知っておきたい!SH170R6抜き出しチェックポイント
- リットルで言うと14ℓ
- 対応CPUはTDP95Wまで
- 対応メモリは288pin DDR4-LongDIMM 2133MHz x4スロット
- 増設可能なメモリ容量は最大64GB(16GB x4枚の場合)
- PCI Express x16、x4スロットを搭載
- PCI Express M.2 M key type 2280に対応
- SATA3.0(6Gb/s)ポートは4本搭載(付属ケーブルは2本)
- 重さは本体約3.5kg
- サイズはW216 x D332 x H198mm
XH170V
「XH97V」の後継機種、インテルH170チップセット搭載かつインテルギガビットLANを採用しM.2スロット等も実装している。

知っておきたい!抜き出しXH170Vチェックポイント
- リットルで言うと3ℓ
- 対応CPUはTDP65Wまで
- 対応メモリは204pin DDR3L-SoDIMM 1600MHz x2スロット
- 増設可能なメモリ容量は最大16GB(8GB x2枚の場合)
- M.2はM key type 2280でSATAのみ対応
- 重さは本体約2.2kg
- ドライブベイは2.5インチ内蔵(12.5mmまで) x2スロット
- Slim光学式用ベイ x1スロット
- SATA3.0(6Gb/s)ポートは3本搭載
- サイズは W200 x D240 x H72mm
DH170
DH170はDS81の後継機種でインテルH170チップセットを搭載しLGA1151プロセッサに対応しながらも厚みが43mm、1.3L薄型サイズに収めている所がポイントだ。
その他インテル製ギガビットLANx2、RS232Cサポート、4K/Ultra HD動画再生サポートなどビジネス用、商業用に対応できる機能を搭載している。

知っておきたい!抜き出しDH170チェックポイント
- リットルで言うと1.3ℓ
- 対応CPUはTDP65Wまで
- 対応メモリは204pin DDR3L-SoDIMM 1600MHz x2スロット
- 増設可能なメモリ容量は最大16GB(8GB x2枚の場合)
- M.2はM key type 2280でSATAのみ対応
- 重さは本体約1.4kg
- ドライブベイは2.5インチ内蔵(12.5mmまで)が1スロットのみ
- SATA3.0(6Gb/s)ポートは1本搭載
- サイズは W165 x D190 x H43mm
- RS232Cが2つも付いている
対応OS
今回発売されたintel H170チップセット搭載ベアボーンの3モデルはWindows 各32bit版には対応していないので注意が必要だ。
- Windows 10(64bit)
- Windows 8.1(64bit)
- Windows 7(64bit)
- Linux※1

Shuttle(シャトル)について
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