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長尾製作所、国内一貫生産の職人シリーズからM.2 NVMe SSDの冷却に最適なアルミヒートシンク

長尾製作所による日本国内一貫生産が特長の職人シリーズよりM.2 NVMe SSDなどの熱問題を効果的に抑えるM.2タイプ22x80mmサイズ向け冷却キット「SS-M2S-HS01」と「SS-M2S-HS02」の2モデルが登場、2017年3月15日(水)より販売を開始している。 アルミニウムと熱伝導率の高い超低硬度放熱シリコーンパッドを組み合わせる事で密着度が向上し汎用性も高い。

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公開日: 2017-03-17
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発熱が高いM.2 SSD 22x80サイズのNVMe転送タイプに最適な国産ヒートシンク

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長尾製作所の職人シリーズより国産ヒートシンクと放熱シリコーンバッドを組み合わせたM.2 SSD専用の冷却キット2製品が登場、2017年3月15日(水)より販売を開始している。

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写真のM.2ストレージは別売。

販売を確認したのは2mm厚のシルバーアルマイト加工を施したフラットベースアルミをベースに2way構造を採用した「SS-M2S-HS02」と、1.5mm厚のブラックアルマイト処理を施したアルミを「コ」の字形状に加工した「SS-M2S-HS01」の2モデル。 両モデル共に日本製の超低硬度放熱シリコーンパッドが付属し再剥離可能な耐熱絶縁テープにて固定する仕組みを採用している。

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製品の共通特長としては、長尾製作所の「職人シリーズ」に属し、企画・設計・製造・梱包までの一連の過程がすべて日本国内で行われいる生粋の「Made in Japan」な製品である事。

また、固定方式に採用されている付属の微粘着仕様の耐熱絶縁テープにより取り外し時にSSDのラベル面を極力劣化させないような工夫が盛り込まれており、M.2 SSD本体の保証を捨てずに取り付けることが出来る点にも注目。

両モデル共に最近急速に普及が進む中で熱を持ちやすい課題が発生しているSocket 3 2280(22x80mm)タイプのM.2 SSD、特にNVMe転送に対応するPCIe接続タイプの高速モデル向けに開発された注目度の高い製品。

高さ、カラー、形状などはモデル毎に仕様が異なるため、個別仕様を以下にまとめてみた。

SS-M2S-HS01

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SS-M2S-HS01の主な仕様、サイズは23x75x6(H)mm、材質は黒アルマイト処理の1.5mm厚アルミニウム、熱伝導部は日本製超低硬度放熱シリコーンパッドで熱伝導率が5.2W/m・K、パッドサイズは20x70x0.5(H)mm。

付属品はヒートシンク本体 x1、放熱シリコーンパッド x1、固定用絶縁テープ x2、取扱説明書 x1など。

放熱性の高い1.5㎜厚のアルミニウムと熱伝導率が極めて高い超低硬度放熱シリコーンパッドを組み合わせる事で、熱暴走を効果的に抑えるM.2 SSD用のヒートシンク
SS-M2S-HS01
税込価格: 1,480円
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SS-M2S-HS02

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SS-M2S-HS02の主な仕様、サイズは23.5x75x4.8(H) mm(サイドフレームなしで22x75x2(H)mm、材質はプレート部が2mm厚アルミニウム、サイドフレーム部が0.6mm厚アルミニウムでカラーはアルマイト処理が施されたシルバー。 熱伝導部は日本製の超低硬度放熱シリコーンパッド、熱伝導率は5.2W/m・K、パッドサイズは20x70x0.5(H)mm

付属品はヒートシンクカバー本体(プレート+サイドフレーム)x1、放熱シリコーンパッド x1、固定用絶縁テープ x2、取扱説明書 xなど1

放熱性の高い2.0㎜厚のアルミニウムと熱伝導率が極めて高い超低硬度放熱シリコーンパッドを組み合わせる事で、熱暴走を効果的に抑えるM.2 SSD用のヒートシンク
SS-M2S-HS02
税込価格: 1,870円
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「NVMe転送のM.2 SSDは動作が高速だが発熱が大きい」これはここ1年ほどでかなり浸透しつつある定説だが、それを受けPC系サプライメーカーからは流用できそうなヒートシンクなどを発売、マザーボードメーカーはヒートシンクを搭載した製品などを投入するなど対策が行われている。

また一部のSSD側もサーマルスロットリング対策を講じてはいるがその効果は未知数で、まだ市場に出回っている中のほんの一部の製品に留まっている状況だ。

そんな中登場したこの2製品はM2への取付け、密着性、高さ加減、取り外しまで考慮にいれた初の本格的M.2 SSD向けのヒートシンクキットとしてショップ的にも注目の存在だ。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。