Corsair製ゲーミングキーボードのフラグシップモデル「K95 RGB PLATINUM RAPIDFIRE」が発売 - アークSTAFFファーストインプレション
Corsairから、高速入力を可能とするCherry MX Speed RGBスイッチを採用したゲーミングキーボード「K95 RGB PLATINUM RAPIDFIRE」が発売された。アークSTAFFによるファーストインプレションも記載しているので是非チェックしていただきたい。また、3月18日に発売された低価格ゲーミングマウスパッド「MM100 Cloth Mouse Pad」も合わせてご紹介する。
ゲーミングキーボードとして考えられる機能を全て搭載
K95 RGB PLATINUM RAPIDFIREは、Corsair製ゲーミングキーボードの最上位機種となりキースイッチにCherry MX Speed RGBを採用したモデルとなる。キー配列は日本語配列。
Cherry MX Speed RGBは以前にも紹介したことがあるが、キーが反応する深さアクチュエーションポイントを1.2mmと浅くし入力の高速化を目的としたスイッチだ。
そしてもう一つの特徴がマクロ専用の6個のGキーを搭載している点だ。以前のK95シリーズは18個(6個x3列)ものGキーを搭載していたが本製品では6個に減らされている。スペックダウンというよりは実用範囲以内の個数になったという見方の方が妥当だろう。
その他の機能を含めK95 RGB PLATINUM RAPIDFIREの特徴をまとめてみると、
- Cherry MX Speed RGB採用
- マクロ専用Gキーx6
- 8MBオンボードメモリ
- 100%アンチゴースト、Nキーロールオーバー対応
- 航空機グレードのアルミニウムフレーム
- フレーム側面に埋め込まれたLightEdgeイルミネーション
- キーごとに独立設定が可能なRGB対応バックライト
- Windowsロックキー、マルチメディアキー搭載
- パススルーUSBポート搭載
- キーボード裏面にケーブルマネジメント用のXケーブルチャンネル搭載
- 質感の異なる表裏一体のリストレストが付属
- FPS/MOBA用キーキャップセット付属
以上のようになっている。
ヘアライン加工のアルミニウムフレームとLightEdgeイルミネーションで外観的にも高級感があり、付属品も充実しており機能もてんこ盛りでまさしく最上位機種といったところ。とりあえずCorsair製ゲーミングキーボードはこのモデルを選択しておけば間違いなし、というのは確かなのだが実売で3万円オーバーとおいそれと手を出すことが出来ない価格なのが悩ましいところだ。品質、機能面でその価値を見出すことが出来るかがポイントだろう。
〇製品仕様
製品名 | K95 RGB PLATINUM RAPIDFIRE |
---|---|
メーカー | Corsair |
ブランド | Corsair Gaming |
型番 | CH-9127014-JP |
キー配列 | 日本語 |
キースイッチ | Cherry MX Speed RGB |
キー荷重 | 45g |
接点 | 1.2mm |
インターフェース | USB 2.0 |
アンチゴースト | 全キー対応 |
キーロールオーバー | 全キー対応 |
レポートレート | 1000Hz/500Hz/250Hz/125Hz/BIOSモード(125Hz、Nキーロールオーバー無効) |
オンボードメモリ | 8MB / 最大3つのプロファイルを保存 |
Windowsロックキー | 対応 |
マルチメディアキー | ボリュームアップ/ボリュームダウン、ミュート、再生、停止、進む、戻る |
LEDバックライト | 約1680万色 |
マクロ | 6つの専用Gキー |
パススルーUSBポート | 1×USB 2.0 |
対応OS | Windows vista/7/8/8.1/10 |
付属品 | 1×FPSキーキャップセット、1×MOBAキーキャップセット、1×キーキャッププラー、1×リストレスト |
本体サイズ | L465mm x W171mm x H36mm |
本体重量 | 約1.32kg |
保証 | 2年 |
ドライバソフト | http://www.corsair.com/en/support/downloads |
店頭スタッフ ファーストインプレッション「K95 RGB PLATINUM RAPIDFIRE」
機能性とイルミネーションが更に進化した高性能ゲーミングキーボード
GOOD!
- Cherry MX Speed RGBスイッチの感触は赤軸とほぼ同じかやや重めで、かつスイッチングの速さがゲームで有利に働くかと思われる。
- 6個のマクロキーは前モデルから大幅に減少しているが、おかげで横幅が広くなりすぎず、他のフルサイズキーボードとほぼ同規模に収まっている。
- ヘアライン加工のアルミフレームが高級感あるデザインでグッド。
- キー部分+フレーム奥のライン状のLEDによって間接照明的なイルミネーションとなっており、漏れ出る淡い光がムーディーに照らされて中々良い。
- 裏表で表面の加工が異なるパームレストが付属し、好みに合わせて利用できる。
- パームレスト含めて裏に溝が設けられており、キーボードのUSBポートに接続したマウスやスマートフォンなどのUSBケーブルを手前側へスマートに配線出来るようになっているので便利。
- ゲームでよく使う変更用キーキャップに、FPS用のほかMOBA用が付属するようになり、感覚的に押しやすいように形状が変更されている。
BAD...
- 機能てんこ盛りの結果非常に高価なキーボードとなったのは仕方がないとはいえ、値段を考えると手が出し辛い。
- パームレストが若干着脱しづらい。
- 打鍵が静音とは言いづらく、赤軸系の軽さが好みかで評価が変わる。
エントリー向け布製ゲーミングマウスパッド
こちらは2017年3月18日に発売されている製品となるが、低価格のエントリーモデルゲーミングマウスパッドMM100 Cloth Mouse Padだ。
滑走面はクロス製で、裏面はラバー素材を採用したオーソドックスな仕様。サイズも320×270×3mmと扱いやすい大きさとなっている。
メーカーでは高DPIゲーミングマウス向けを謳っており、ピクセル単位の高精度トラッキングと耐摩耗性を高めたサーフェイスとのことだ。
カラーはブラック、ロゴマークも控えめで価格もお手頃、実際の性能は試していないので定かではないが、良くも悪くも標準的な仕様のマウスパッドなのでゲーム以外の幅広い用途にも使用できるだろう。
〇製品仕様
製品名 | MM100 Cloth Gaming Mouse Pad |
---|---|
メーカー | Corsair |
ブランド | Corsair Gaming |
型番 | CH-9100020-WW |
滑走面 | クロス製 |
裏面 | ラバー製 |
対応センサー | オプティカルセンサー、レーザーセンサー |
本体サイズ | 320mm x 270mm x 3mm |
本体重量 | 約230g |
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