
MSIとCORSAIRのコラボ、簡易水冷+空冷ハイブリッド冷却ユニットGTX1080Ti「MSI GEFORCE GTX 1080 TI SEA HAWK X」
MSI製のNVIDIA GEFORCE GTX 1080Ti搭載カードにCORSAIR製Hydro Series Liquid Cooling水冷モジュールを装着したMSIとCORSAIRのコラボレーションハイブリッド冷却モデル「MSI GEFORCE GTX 1080 TI SEA HAWK X」が登場。
MSIとコルセアコラボ簡易水冷ハイブリッドモデルのGTX1080Ti版

「MSI GEFORCE GTX 1080 TI SEA HAWK X」はCORSAIRの簡易液冷ユニットHydro Series H55と空冷ファンで構成されたハイブリッドクーラーとバックプレートを組み合わせた強力な冷却能力を有するオーバークロック仕様のNVIDIA GEFORCE GTX 1080 Ti GPU搭載ウルトラハイエンドグラフィックスカード。

先に発売されているGTX1080/GTX1070モデル同様、GPU部分をCORSAIRの液冷ユニット、メモリ・VRM部分をMSIの空冷ユニットが担当し安定した冷却を行う機構でどちらか片方のみの動作は不可能、原則併用方式となっている。
GPUベースクロック、GPUブーストクロック、メモリクロックはそれぞれOCツール「Afterburner」にてオーバークロック設定が可能、また搭載している発光機能は「Gaming App」にてコントロール出来る。
主な仕様は、GPUはNVIDIA GeForce GTX 1080 Ti、インターフェースはPCI Express(3.0)X16スロット対応、ストリームプロセッサーは3584ユニット、メモリーはGDDR5X 11GB、コアクロックは以下の表を参考にしてほしい。
- | Founders Edition | MSI GEFORCE GTX 1080 Ti SEA HAWK X |
---|---|---|
GPUベースクロック | 1480MHz | ゲーミングモード時1544MHz(OCモード時1569MHz) |
GPUブーストクロック | 1582MHz | ゲーミングモード時1657MHz(OCモード時1683MHz) |
メモリスピード | 11010MHz | 11016MHz(OCモード時111124MHz) |
その他の仕様として、出力インターフェースは標準的なDisplayPort 1.4 x3、HDMI 2.0b x1、DualLink-DVI-D x1構成で、補助電源コネクタは8pin x1+6Pin x1仕様。サイズはボード本体が269(L)×111(W)×35(H) mmの2スロット占有タイプ、ラジエータのサイズは151(L)×120(W)×52(H) mmで、チューブの長さは330mm (直径10.6mm)。

長時間GPUに負荷をかけ続けるディープラーニング用途では簡易水冷仕様が好まれており、この製品はそういったニーズにマッチした製品として待ち望んでいたユーザーも少なくない。
メーカーの製造が継続的に行われれば簡易水冷の定番モデルとしてロングセラーになりそうなカードだ。

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