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玄人志向とPowerColorからRadeon「RX 550」搭載グラフィックスカード登場

玄人志向とPowerColorからPolarisアーキテクチャを採用するローエンド、エントリークラス「RADEON RX 550」GDDR5 2GBメモリー搭載グラフィックスカードモデルが登場、それぞれ2017年4月27日(木)から販売を開始している。 PowerColorは「RED DRAGON RADEON RX 550 2GB GDDR5 (型番:AXRX 550 2GBD5-DH/OC)」で、玄人志向は「RD-RX550-E2G」。

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公開日: 2017-04-27 (更新 2017-04-28)

第2世代Polarisアーキテクチャ採用「Radeon RX500」シリーズより「RX550」の販売も解禁

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玄人志向とPowerColorから「RADEON RX 550」GPUを採用しGDDR5 2GBメモリーを搭載したPCIe 3.0 X16スロット対応デスクトップPC用グラフィックスカードが登場。

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入荷を確認したのは、PowerColorの「RED DRAGON RADEON RX 550 2GB GDDR5 (型番:AXRX 550 2GBD5-DH/OC)」と、玄人志向の「RD-RX550-E2G」。

主な共通特長は、2017年4月20日 23:00に販売が解禁されたばかりのPolarisアーキテクチャを採用する新GPU「Radeon RX 500」シリーズのローエンド、エントリークラスに位置する「Radeon RX 550」を採用している点。

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主な共通スペックは、GPUにRadeon RX 550、GPUブーストクロックは1190MHz、メモリースピードは7000MHz、メモリーはGDDR5で容量2GB。 出力インタフェースはDisplayPort 1.4 x1、HDMI 2.0b x1、DL-DVI-D x1。 補助電源は不要、サイズは225(L)x128(W)x38(H) mmで2スロット占有タイプ。

逆にこの2製品の違いは、PowerColor版はセミファンレスを公式にうたっているが、玄人志向はうたっていない事、そしてファン中心部に貼られているシールの有無といった所だ。

RX 550シリーズおさらい

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Radeon RX 550シリーズの主な特長は

  • eSportsゲーム(低解像度プレイ)に適している。
  • DirectX® 12、Vulkan®などに対応
  • Radeon FreeSync™ 2およびHDRゲーム体験に対応
  • HDMI™ 2.0およびDisplayPort 1.4 HBR3/HDRに対応

など、上位モデル同様、最新のテクノロジーをほぼサポートしつつ、消費電力の低さ価格の安さを武器にintelプロセッサー内蔵グラフィックス機能(intel HD Graphics)では満足できないユーザーへのアップグレード用グラフィックス拡張カードにおすすめな製品としている。

実際に上のベンチマークの通り「内蔵グラフィックス機能」と「専用グラフィックスカード」では、処理能力が圧倒的に異なり、HD以上の動画やPCゲームなどを考えているのであれば搭載してみる価値は十分ある。



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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。