インテルCore i9に対応するDDR4-2666ネイティブDRAM搭載メモリー各種Crucialから追加ラインアップ
CrucialからインテルのX299チップセットに対応するCore-XシリーズプロセッサーやAMD Ryzenプロセッサーなどに対応するデスクトップPC向けJEDECスタンダードDDR4 2666MHzメモリーキットに1Rank 8GBモジュールをベースにした製品が追加ラインアップ、2017年6月21日(水)よりアキバのアークにて販売を開始している。 8GB単品キット「CT8G4DFS8266」、8GBx2枚キット「CT2K8G4DFS8266」、8GBx4枚キット「CT4K8G4DFS8266」の3製品でMicron社製DDR4-2666ネイティブDRAMを採用している。
CrucialからJEDEC準拠の定格DDR4 2666MHz動作モデルに8GBモジュールタイプが追加ラインアップ
CrucialスタンダードシリーズからMicron社製ネイティブDDR4-2666 (PC4-21300)DRAMを搭載したJEDEC準拠SPD動作の定格「DDR4-2666」デスクトップPC用メモリーキットに高需要「8GBモジュール」採用モデルが追加ラインアップ。
販売を確認したのは1Rank(片面8Chip)仕様の8GBモジュールベースにした3製品で、8GB単品キット「CT8G4DFS8266」、16GB(8GBx2枚組)デュアルチャンネルキット「CT2K8G4DFS8266」、32GB(8GBx4枚組)クアッドチャンネルキット「CT4K8G4DFS8266」。
モジュール単位の主な仕様は、ピン数及びモジュール形状が288Pin Long-DIMMタイプ、バッファとECCは非搭載、速度がDDR4 2666MHz(PC4-21300)、レーテンシがCL19-19-19で電圧1.2Volt、プロファイルはJEDEC SPD、チップはMicron社製DDR4 2666 8Gbit(1024x8)DRAM、Rankは1Rank(片面8チップ実装)など。
JEDEC SPD標準動作タイプのDDR4 2666MHz 8GBモジュールを採用した製品は初登場、これでようやく最新プロセッサーに対応する一般用途向けのnon-OCメモリーが入手可能になった。
主にintel X299チップセットとSkylake-X(一部のモデルを除く)や、KabyLake-X向けの製品だが、LGA1151のKabyLakeでもモデルにより普通にDDR4-2666で認識、動作するケースもある。
また、Ryzenでも2枚実装であればDDR4-2666に標準対応するが、4枚フルでの実装の場合Ryzenの仕様としてはDDR4-2400になるので留意しておきたい。ただし、そのままDDR4-2666で動作するマザーボードもあり、実際はケースバイケースといった所だろうか。
余談だがMicronの8Gbit DRAMは今回登場した製品も含め、現在は既存のBダイが主流だが、最近Dダイの投入も開始され始めている。 さらにEダイが年内に投入されるとの噂もあり、ライバルメーカーから遅れをとっているシュリンク競争の改善や、その結果によるOC耐性の向上なども期待されている。
Crucial(クルーシャル)について
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