インテルCore i9-7900Xを含む「Core X シリーズプロセッサー」3モデル国内販売開始
インテルの新ソケット「LGA2066」に対応するインテルのハイエンド新グレード「Core i9」を含めた「Core Xシリーズ」プロセッサーの一部モデルが2017年7月14日(金)11:00より国内でも販売を開始した。 販売を開始したのはCore i7-7800X、Core i7-7820X、Core i9-7900Xの「Skylake-X」 3モデルで、Core i7-7740X、Core i5-7640Xの「KabyLake-X」 2モデルは翌週21日発売に遅延している。
まずはSkylake-X 3モデル、KabyLake-Xは来週末へ
2017年7月14日(金) 11:00よりインテルの新ソケットLGA2066に対応インテルのデスクトップ用ハイエンドプロセッサー「Core Xシリーズ」が国内でも販売を開始した。
販売開始を確認したのはSkylake-Xから10コア20スレッド「Core i9-7900X BOX(型番:BX80673I97900X)」、8コア16スレッド「Core i7-7820X BOX (型番:BX80673I77820X)」、6コア12スレッド「Core i7-7800X BOX(型番:BX80673I77800X」の3モデル。 KabyLake-X 2モデル「Core i5-7640X」、「Core i7-7740X」は翌週の7月21日に遅延している。
Core Xシリーズラインアップ比較表
製品名 | コードネーム | コア数 | スレッド数 | クロック | ターボ時 | キャッシュ | レーン数 | TDP | 対応メモリー | 国内発売日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Core i9-7900X | Skylake-X | 10 | 20 | 3.3GHz | 4.3GHz | 13.75MB L3 | 44 | 140W | DDR4-2666 | 2017年7月14日 |
Core i7-7820X | Skylake-X | 8 | 16 | 3.6GHz | 4.3GHz | 11MB L3 | 28 | 140W | DDR4-2666 | 2017年7月14日 |
Core i7-7800X | Skylake-X | 6 | 12 | 3.5GHz | 4.0GHz | 8.25MB L3 | 28 | 140W | DDR4-2400 | 2017年7月14日 |
Core i7-7740X | KabyLake-X | 4 | 8 | 4.3GHz | 4.5GHz | 8MB | 16 | 112W | DDR4-2666 | 2017年7月21日 |
Core i5-7640X | KabyLake-X | 4 | 4 | 4.0GHz | 4.2GHz | 8MB | 16 | 112W | DDR4-2666 | 2017年7月21日 |
ワールドワイドでは6月27日(月) 22:00より販売が解禁されていたがスケジュール前倒しが影響したのか、品物が不足し一部の国のみ販売されていたが、ようやく国内でも入手が可能になった。
とは言え、初回入荷量は限られ、一部モデルでは需要が上回っている為、全てのモデルが待たずに購入できるようになるにはもう少し時間がかかりそうだ。
CORE Xシリーズ対応マザーボード
CORE Xシリーズプロセッサーに対応するX299チップセット搭載LGA2066対応マザーボードは6月の解禁時から各社から販売を開始、その後のラインアップが増強され7月14日(金)時点では合計18モデルが出揃っている。
ただしすべてATXレイアウトなのでCORE-Xで小型のPC構築を狙っている人はもうしばらく時間が必要となる。 ラインアップ詳細は下記のアークオンライストアのLGA2066対応マザーボード一覧をチェックしてみてほしい。
CORE Xシリーズ対応メモリー
CORE Xシリーズプロセッサーに対応するメモリーは基本的にデスクトップ用の288Pin DDR LongDIMM、ECCやバッファには対応していないスタンダードなものをKabyLake-Xであれば2枚1組、Skylake-Xであれば4枚1組のセット品を選択するのがオススメだ。
速度については2133MHzでも問題ないが現在の市況を見る限りnon-OC(SPD標準対応メモリー)モデルであれば動作速度2400MHzから2666MHzのモデルが価格もお手頃でオススメ。
OC(拡張XMP2.0)モデルであればマザーボードによるが速度、レイテンシーにより価格差がかなり大きいので予算内で安定動作できそうなスペックをオススメしたい。
X299はメモリーOC耐性がX99に比べ大きく向上しており、マザーボード的にはDDR4-4000オーバーにも対応するが価格もかなり高い。 その中でも比較的コスパが高いOCメモリーは速度DDR4-3200MHz以下のモデルが狙い目だ。
関連情報
CORE Xシリーズプロセッサーや対応マザーボード、メモリー特集
アークオンラインストアではCORE Xシリーズ関連アイテムをまとめた特集ページがオープンしているので是非チェックしてみてほしい。
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