復活した国内ゲーミングブランド「DHARMAPOINT」の製品第一弾は光学式マウス「DPTM37BK」
国内唯一のゲーミングデバイスブランド「DHARMAPOINT(ダーマポイント)」が見事な復活を遂げ、復活後の第一弾製品として光学式ゲーミングマウス「ダーマタクティカルマウス DPTM37BK」が発売された。
エントリーユーザーからe-sportsプレイヤーまで オールラウンドに対応するゲーミングマウス
復活したダーマポイントの第一弾となる製品は、光学式ゲーミングマウス「ダーマタクティカルマウス DPTM37BK」(以下:新DPTM37)だ。
かつて販売されていた「DHARMA TACTICAL MOUSE OPTICAL ブラック DRTCM37BK」(以下:旧DRTCM37)の復刻版と言えるのだが、随所に変更点が見られる。
一番大きな変更点は、メインスイッチ部分がセパレート式から一体型になった点だ。また、一体型になったことが理由かはわからないが、メインスイッチおよびスクロールホイール周辺のデザインも若干変更されている。
使用されているメインスイッチも変更されており、旧DRTCM37ではZIPPY社製スイッチを採用していたが、 新DPTM37ではオムロン社製「D2FC」スイッチを採用している。尚、旧DRTCM37ではサイドボタンもZIPPY社製スイッチを使用していたが、新DPTM37のサイドボタンは不明となっている。
細かな点では、旧DRTCM37のサイドボタンにはそれぞれに”<”と ”>”が刻印されていただが、DPTM37では刻印無しとなっている。
底面のマウスソールも仕様変更されている。旧DRTCM37ではIE3.0クローンらしく(?)楕円形の小型マウスソールが4箇所に貼ってあったが、新DPTM37はZOWIEのEC-Aシリーズのような大型マウスソールが前後に貼り付けてあるタイプだ。ちなみに、標準で貼られているマウスソールはPTFE(テフロン)製となっている。
本体サイズ、重量に変更はなく、搭載センサーも、PixArt製のADNS-3090と旧DRTCM37から変わっていない。
その他、
- 解像度のX/Y軸独立設定
- 5つのプロファイルを本体フラッシュメモリに保存
- リフトオフディスタンス調整機能
- 2モードCPIチェンジ
- 設定ソフトウェア「ダーマコントロール2.1」
- 全面ラバーコーティング採用
以上のような仕様、機能も旧DRTCM37と同様となっている。
メインスイッチ周りとマウスソール形状が変更されていることもあり、旧DRTCM37と全く同じ感覚で使用出来るかは怪しいところだが、IE3.0クローンの中でも人気の高かった旧DRTCM37が復活したのは喜ばしいことだ。
現在の高性能な光学式マウスと比較するとスペック的には劣るが、ゲーミングマウスとしての完成度の高さは旧DRTCM37で実証済みだ。
日本人の手に合わせ、日本人のためにデザインされ制作された本製品を使ってみる価値は大いにあるかと思われる。
製品仕様
製品名 | ダーマタクティカルマウス DPTM37BK |
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メーカー | ソリッド |
ブランド | DHARMAPOINT |
型番 | DPTM37BK |
発売日 | 2017年10月6日 |
トラッキング解像度 | 400~4,000cpiエミュレーション動作(1単位でユーザー任意設定)(X/Y軸独立設定可能) |
最大加速 | 20G |
最大スピード | 60ips(マウス操作面の材質によって異なります) |
フレームレート | 6,400fps |
USBデータバンド | 16bits/axis |
USBレポートレート | 125~1,000Hz(ユーザー任意設定) |
スリープモード | なし DCモード動作による常時稼動 |
リフトオフディスタンス調整機能 | あり |
ファームウェアアップデート機能 | あり |
本体寸法 | W68×D124×H39mm |
ケーブル長 | 約1.7m |
重量 | 約120g(ケーブル含む) |
マウスフィート | PTFE(ポリテトラフルオロエチレン) |
保証期間 | 1年 |