
東プレ製キーボード「REALFORCE」の第2世代モデル 「R2シリーズ」が発売。
静電容量式スイッチを採用した東プレの大人気キーボード「REALFORCE」シリーズが16年ぶりに刷新。新たに4モデル合計8機種の発売が発表されており、第1弾として標準モデルとなる2機種が発売された。
デザインを一新し、約16%小型化

REALFORCE R2 シリーズは、REALFORCEの第2世代モデルとなり、実に16年ぶりのリニューアルとなる。
R2シリーズ第一弾として発売されたのは、日本語配列108キーの標準モデルで、ブラックカラーの「R2-JP4-BK」とアイボリーカラーの「R2-JPV-IV」の2機種だ。


一番の変更点はやはりデザインで、初代の丸みを帯びたデザインからコンパクトでシャープなデザインに変更されている。
他の変更点としては、スペースキーが大型化され、キーボード底面のすべり止めラバーが従来の2箇所から4箇所に増え、スタンドの先端にもラバーが張られるようなった。
また、USBケーブルの取り回しを行なう溝も、従来品では左右からしか出せなかったが、R2シリーズでは中央からも引き出せるようになっている。
尚、これらの要素は東プレ初のゲーミングキーボード「REALFORCE RGB」に取り入れられているモノだ。今回発売された新モデルは「REALFORCE RGB」のゲーム向け機能を省略し、一般向けにしたような製品と言えるだろう。
パッケージもシンプルな茶箱から化粧箱に変更されている。個人的には長い間慣れ親しんできたあの茶箱も好きだったのだが、「REALFORCE RGB」も化粧箱に変更されていたので、パッケージの刷新も当然といえば当然である。さすがにロゴデザインは変更されていない。



「R2-JP4-BK」と「R2-JPV-IV」では本体カラー以外にも若干仕様の違いがある。
仕様の異なる部分を下記にまとめてみた。
製品型番 | R2-JP4-BK | R2-JPV-IV |
---|---|---|
本体カラー | ブラック | アイボリー |
キーキャップカラー | ブラック | アイボリー&グレー |
カナ表記 | 無 | 有 |
刻印 | レーザー印刷(ゴールド) | 昇華印刷 |
キー押下圧 | ALL45g | 変荷重(30g/45g/55g) |
主にキー周りで違いがあるのがわかる。キーの押下圧が異なっているのがポイントだ。



今回発売されたのはシンプルな標準モデルとなっているが、既に静音モデルや、アクチュエーションポイントの深さを変更できる「APC」(Actuation Point Changer)対応モデルがラインナップとして発表されている。
さらに、発売日等を含めた詳細は一切不明だが、英語配列モデルやテンキーレスモデル、Macレイアウトモデルやワイヤレス仕様モデルなども予定されているとのことだ。
今後のR2シリーズの展開に期待したい。


製品仕様
製品名 | REALFORCE R2 ブラック | REALFORCE R2 アイボリー |
---|---|---|
メーカー | 東プレ | |
発売日 | 2017年10月6日 | |
型番 | R2-JP4-BK | R2-JPV-IV |
カラー | ブラック | アイボリー |
キーレイアウト | 日本語配列108キー | |
キー構造 | 静電容量方式(無接点) | |
キーキャップ 材質 | PBT | |
カナ表記 | 無 | 有 |
刻印 | レーザー印字 | 昇華印刷 |
押下圧(g) | ALL45g | 変荷重(30g/45g/55g) |

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