アーク、GeForce GTX 1080 Ti搭載ディープラーニング向けハイエンドパソコン3モデルを発売
パソコンSHOPアークは2017年11月24日(金)より秋葉原の店舗およびオンラインストアにてディープラーニング(深層学習)、AI開発向けワークステーション3モデルの受注開始を発表。基本構成価格は下位モデルから「MA-IKL4Z27A-Co」が278,000円(税込)、「MA-IKL4Z27A-CoW」が378,000円(税込)、「MA-ISX10X29A-CoW」が623,000円(税込)で各種カスタマイズに対応する。
予算と学習素材の規模によって選べる3つのラインナップ
ディープラーニング向けパソコンとして3製品共通してCPUには第7世代CoreシリーズまたはCore-Xシリーズ、ASRock製マザーボード、SanDisk製ストレージ、PCケースにはCorsair製Crystal Series、Silverstone製の電源を標準採用。
スタンダードモデル「MA-IKL4Z27A-Co」基本構成価格278,000円(税込)はCPUにインテル Core i5-7500(定格3.4GHz/TB時3.8GHz/L3キャッシュ 6MB/TDP 65W)を採用、GPUカードはManli製外排気空冷クーラーを採用GeForce GTX 1080 Ti 11GB「M-NGTX1080TI/5RIHPPP」、マザーボードはZ270チップセット搭載する「ASRock Z270 Taichi」、CPUクーラーは「Scythe IZUNA SCIZN-1000I」、メモリーはSanMax製DDR4-2400 8GB、ストレージは256GB SanDisk製X400シリーズSSD「SD8SN8U-256G-1122」(M.2 SSD)、ケースと電源はCorsair製 Crystal Series 460X RGB「CC-9011101-WW」とSilverstone製80PLUS Platinum承認1000W電源「SST-ST1000-PT」を標準装備。
ミドルレンジモデル「MA-IKL4Z27A-CoW」基本構成価格378,000円(税込)はCPUにインテル Core i7-7700K(定格4.2GHz/TB時4.5GHz/L3キャッシュ 8MB/TDP 91W)を採用、GPUカードはMSI製外一体型水冷クーラーを採用した「MSI GEFORCE GTX 1080 Ti SEA HAWK X」、マザーボードはZ270チップセット搭載する「ASRock Z270 Taichi」、CPUクーラーは「Scythe IZUNA SCIZN-1000I」、メモリーはSanMax製DDR4-2400 16GB、ストレージは128GB SanDisk製X400シリーズSSD「SD8SN8U-256G-1122」(M.2 SSD)と500GB Ultra 3D SSDシリーズSSD「SDSSDH3-500G-J25」(2.5インチ SSD)を2基、ケースと電源はCorsair製 Crystal Series 570X RGB「CC-9011098-WW」とSilverstone製80PLUS Platinum承認1000W電源「SST-ST1000-PT」を標準装備。
ハイエンドモデル「MA-ISX10X29A-CoW」基本構成価格623,000円(税込)はCPUにインテル Core i9-7900X(定格3.3GHz/TB時4.3GHz/L3キャッシュ 13.75MB/TDP 140W)を採用、GPUカードはMSI製外一体型水冷クーラーを採用した「MSI GEFORCE GTX 1080 Ti SEA HAWK X」を2基、マザーボードはX299チップセット搭載する「ASRock X299 Taichi XE」、CPUクーラーはCorsair製Hydroシリーズ水冷CPUクーラー「H100i V2」、メモリーはSanMax製DDR4-2666 32GB、ストレージは128GB SanDisk製X400シリーズSSD「SD8SN8U-256G-1122」(M.2 SSD)と500GB Ultra 3D SSDシリーズSSD「SDSSDH3-500G-J25」(2.5インチ SSD)を2基、ケースと電源はCorsair製 Crystal Series 570X RGB「CC-9011098-WW」とSilverstone製80PLUS Titanium承認1300W電源「SST-ST1300-TI」を標準装備。
長期間の安定した動作を求めるなら水冷一体型GPUカードをチョイス
3製品共通してGeForce GTX 1080 Tiを搭載しているが、モデルによって冷却方式(空冷/水冷)や搭載枚数が異なり、スタンダードモデルは外排気空冷タイプのGPUカードを1枚、ミドルレンジモデルは水冷タイプを1枚、ハイエンドモデルは水冷タイプ2枚の構成だ。
空冷タイプと比べ水冷タイプのGPUカードはGPUの温度を低く管理することでサーマルスロットリングの発生を軽減。高いパフォーマンスを維持したまま長期間の安定した動作を求めるならオプションで水冷タイプへカスタマイズ可能になっている。
安心の2年間の長期保証
通常アークのBTOパソコンは1年間のセンドバック保証となるが、DeepLearningモデルは2年間のセンドバック保証が付帯する。ハードウェアの故障が保証対象となりソフト的なトラブルは保証対象外となる点注意が必要だ。
料理写真アプリ『SnapDish』のAI開発ワークステーションに採用
料理写真やレシピ投稿共有サービス『SnapDish』を運営するヴァズ株式会社はアークが販売するDeepLearningパソコン「MA-IKL4Z27A-CoW」を導入してAIを開発している。1000万以上の膨大な料理画像データからSNS受けする画像データを学習することでカメラを料理にかざすだけで誰でも美味しそうな料理写真が撮影出来るとのこと。
詳しくはDeepLearning専用BTOワークステーション特設ページの導入事例を参照してほしい。
プレスリリース
タワーヒル株式会社 パソコンショップアーク(https://www.ark-pc.co.jp)はディープラーニング,AI開発者向けハイエンドBTOパソコンを発売しオンラインストアおよび秋葉原店舗にてご注文受付を開始しました。
一体型水冷ユニットを採用したウルトラハイエンドGPU搭載
メンテナンスを必要としない高性能一体型水冷式GPUカードを採用することで空冷モデルと比べGPUの温度を低く管理しサーマルスロットリングの発生を防ぎます。 GPUに掛かる熱負担を軽減することでGPUカードの長期間の安定した動作を実現します。
※下位モデルは空冷クーラー搭載モデルとなります。