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Thunderbolt 3対応、KabyLake世代Core i7-7500U搭載GIGABYTE Mini PCベアボーンキット「BRIX s GB-BKi7HT2-7500-B」

GIGABYTE BRIX sシリーズのインテル第7世代Core™ i7-7500Uプロセッサー搭載モデル「GB-BKi7HT2-7500-BW」の国内代理店モデルが2018年1月12日(金)より販売を開始。 「GB-BKi7HT-7500」のマイナーチェンジ版でUSBやカードリーダーなどのポート配置やACアダプターなどが変更されている。

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公開日: 2018-01-12 (更新 2018-01-13)

Thunderbolt 3対応の「BRIX s」シリーズCore i7搭載モデルに新バージョン

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GIGABYTE (ギガバイト)の「BRIX s」シリーズから インテル第7世代 Intel Core 7-7500Uプロセッサーをオンボード搭載しThunderbolt 3接続にも対応する手の平サイズのmini-PCキット「GB-BKi7HT2-7500-BW」が登場。 2018年1月12日(金)より取り扱い各ショップで販売を開始している。

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といっても「GB-BKi7HT2-7500-BW」は2017年4月に発売された「GB-BKi7HT-7500」の後継機種的な存在で、変更点は限られている。

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GB-BKi7HT-7500からの変更ポイント

  • USB3.0 Type-A x2ポートがType-Cに変更
  • USB2.0 Type-A x1ポートを追加実装
  • カードリーダーがSDタイプからMicroSDXCタイプへ変更
  • Dual array Microphone搭載でVoice wake up & Cortanaをサポート
  • 付属ACアダプターが90Wattから65Wattへ変更

など。 その他の主な仕様は以下の通り。

プロセッサー

プロセッサーはIntel® Core™ i7-7500U Processor(2.7 GHz/ターボ・ブースト時3.5 GHz、4MB cache、2コア4スレッド、TDP 15W)がクーラー込みでオンボード搭載済み。 ちなみに換装は出来ない仕様だ。

対応ストレージ

ストレージは別途必要になる。 対応ストレージは9.5mm厚までの2.5インチ SATA3 6.0Gb/s HDD/SSDを1基と、 M.2 スロット (Socket 3、Key M、type 2280 SSD対応、SATA(6Gb/s)もしくはPCIe Gen3 x4(32Gb/s)いずれか)を1つ、小型ながら計2つまで搭載可能、これはこの製品の特長ともいえる。

対応メモリー

メモリーも別途必要となる。 対応メモリーはノート向け260pin DDR4 SO-DIMMスロットを2つ装備しており、速度はDDR4 2133MHz、容量は最大で32GB(16GBモジュールx2枚)まで対応している。

その他の仕様

その他の仕様は、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 620、グラフィックス出力はHDMI 2.0 (4096 x 2160 @ 60Hz)、Mini-DisplayPort 1.2 (4096 x 2304 @ 60Hz)、USB Type-C (4096 x 2304 @ 60Hz / DisplayPort over USB Type-C)により最大3画面同時出力にも対応、有線LANはGIGABIT LAN(intel I219V)x1、無線ネットワーク機能はIEEE 802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth4.2 (Intel® Dual Band Wireless-AC 3168 オンボード) 、電源は付属ACアダプター (DC Power 19V/95W)、サイズは119.4x112.6x46.8mmなど。

対応OS

対応Windowsは基本Windows 10 64bitのみとなるので留意したい。

付属品

付属品は、65W ACアダプタ、VESAマウントブラケット、クイックスタートガイド、ドライバディスクなど。

Intel® Thunderbolt™ 3を搭載! DDR4 SO-DIMMやM.2 SSDに対応し、2.5" (9.5mm厚) HDD/SSDも搭載可能な手のひらサイズの高性能MiniPC「BRIX」第7世代 Intel® Core™ i7-7500U プロセッサー搭載モデル。HDMI2.0ポートを搭載し、4K@60Hz出力に対応し、Mini DisplayPort 出力と組み合わせてのマルチディスプレイ表示も可能です。
取扱終了
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本製品の発売にあたり同社、または代理店から米インテル社などの情報処理チップに2種類の脆弱性が見つかった問題への対応や説明などは触れられていない。 ただ導入の際に最新のバージョンに更新を行えばOSやブラウザで出来る範囲では対策されるはずだが不安があれば状況がより明確化するまで様子をみるのもありかもしれない。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。