Razerから人気キーボードの新モデルを含むゲーミングデバイス4機種が発売
Razerより、ゲーミングキーボードの人気モデル「Blackwidow Ultimate」の2018年バージョンと、多ボタンマウス「Naga」シリーズの新モデル「Razer Naga Trinity」、ワイヤレスヘッドセット「Razer Thresher 7.1」の計4機種が発売された。
高耐久メカニカルキーボード
Blackwidow Ultimate 2018/Blackwidow Ultimate JP 2018は、定番キーボード「Blackwidow Ultimate」シリーズの最新モデルとなる。
英語配列版と日本語配列版が同時発売され、搭載スイッチはRazerオリジナルのRAZER グリーンスイッチが搭載されている。
2018モデルでは、耐水・耐塵性能が高められた製品となり、IP54規格の条件下で検査された耐水・耐塵性能を持っている。
キーキャップを外してみると、鮮やかなグリーンのシートが張り巡らされているのがわかる。(2016モデルも同じようなグーリン地になっているが同じモノかは不明)
スイッチの構造も従来モデルのモノとは異なっており、軸部分にハウジングが新たに設けられている。 シートとハウジングにより、耐水・耐塵性能を高めているようだ。
本体形状は2016モデルからあまり変わっていないのだが、2016モデルに搭載されていたUSBパススルーとオーディオジャックは廃止されたようだ。
また、キーキャップの刻印も、Blackwidow Chroma V2で採用されているのと同じようなスッキリとしたフォントに変更されている。
メーカーの言う、”勝利を祝ってガッツポーズをする度に、キーボードに液体がかかるリスク”というのがわかるようなわからんような状況(例え)なのだが、液体に対する耐性が高いのは素直に喜ばしいことだ。
すっかりお馴染みとなったRazer メカニカルスイッチも登場時から高耐久を謳っており、本体に耐水・対塵性能が加わったことにより、よりタフなキーボードとなった印象だ。
〇製品仕様
カスタマイズ可能サイドボタン搭載
Razer Naga Trinityは、用途に合わせ左サイドボタンの構成を変更できるMOBA/MMO ゲーム向けゲーミングマウスだ。
Razer Naga Trinityの最大の魅力は左サイドボタンのギミックだ。
サイドプレートと言われるボタン構成の異なるサイドパネルが3つ同梱されており、用途に合わせ交換できるというものだ。
サイドプレートはそれぞれ、2ボタン・7ボタン・12ボタンで構成されている。
12ボタンはオリジナルNagaと同じ”3x4”の配列となり、7ボタンはNaga Hexの円形上の配列、2ボタンは一般的な左サイドボタン配列となっている。
サイドプレートはマグネットでマウス本体に装着する仕組だ。
センサーもポイントで、Razer DeathAdder Eliteと同じ5G オプティカルセンサーを採用している。
今までのNagaシリーズはレーザー式を採用していたので大きな変更点といえよう。
その他、メインスイッチはRazer メカニカルマウススイッチを搭載し、1,680 万色のRazer Chroma ライティング対応、Razer Synapse 3 (ベータ版) 対応と、最近のRazer製マウスに準じた仕様となっている。
販売価格は税込12,441円となっており、マウス3台分の役割をこなせると考えればお買い得なのではないだろうか。
〇製品仕様
完全なワイヤレス オーディオ ソリューション
Razer Thresher 7.1(以下:Thresher 7.1)は、PC/PS4向けの7.1ch対応ワイヤレスヘッドセットだ。
Razer Thresher Ultimate for PS4(以下:Thresher Ultimate)からヘッドセットスタンド&ベースステーションを除いたようなモデルで、ワイヤレス接続は同梱されているUSB接続アダプタで行なう仕様になっている。
ヘッドフォン部とマイク部の仕様はThresher Ultimateと同スペックとなっている。
内蔵型コントロールボタンや格納式デジタルマイク、レザーレット製イヤークッションなども同じ仕様だ。
Thresher 7.1のUSBアダプタにはS/PDIF端子(丸型コネクタ)が搭載されているので、S/PDIF端子を持つPS4であればバーチャル7.1 サラウンドサウンドを楽しむことが可能となっている。
また、Thresher Ultimateと同様にPS4にUSB接続した場合は、2ch(ステレオ)での運用となる。
Thresher Ultimateとは販売価格が1万円近い差があるが、PCで使用する場合はヘッドセットスタンド&ベースステーションが欲しいかどうかが選択のポイントとなるだろう。
PS4での使用の場合は、光デジタル出力を持たない機種もあるので、バーチャル7.1 サラウンドサウンドで楽しみたいなら使用するPS4の仕様を確認する必要がある。
〇製品仕様
Razer Thresher 7.1 | |
---|---|
メーカー | Razer |
型番 | RZ04-02230100-R3M1 |
ヘッドホン部 | |
サラウンドサウンド | 7.1 Dolby サラウンドサウンド |
ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド |
イヤーパッド | レザーレット |
ヘッドホン構造 | 密閉型 |
ドライバーユニットサイズ | 50mm ネオジム磁石 |
周波数特性 | 12Hz~28kHz |
インピーダンス | 32Ω |
コントローラー | ヘッドセット本体 |
マイク部 | |
マイクタイプ | デジタルマイク |
マイク集音特性 | 単一指向性 |
マイク感度 | -38 ± 3dBdB |
マイク周波数特性 | 100Hz~10kHz |
S/N比 55dB | |
マイクコントローラー | ヘッドセット本体 |
モデル | ワイヤレスヘッドセット |
本体色 | 黒(ブラック) |
接続I/F | ワイヤレス接続用のUSBアダプタ付き |
無線方式 | 2.4Ghz |
操作距離 | 12m |
電池寿命 | 推定16時間 |
充電時間 | 4時間 |
本体サイズ | 196mm x 214mm x 104.8mm |
本体重量 | 約408g |
保証期間 | 1年間 |
発売日 | 2018-02-24 |
Razer(レーザー)について
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