SteelSeriesのハイレゾ対応ゲーミングヘッドセット「SteelSeries Arctis Pro」が発売
SteelSeriesのゲーミングヘッドセッに、ハイレゾ基準のドライバユニットを搭載したArctis Proシリーズが新たに加わった。従来のArctisシリーズ のデザイン哲学を受け継いだスタイリッシュなヘッドセットだ。
アップグレードされたプレミアムな素材を使用
SteelSeries Arctis Proは、同社の人気ヘッドセットArctisシリーズの上位機種となり、再生周波数帯域がハイレゾ基準になっているのが特徴だ。
ハイレゾ基準となったArctis Pro シリーズは、USB GameDAC同梱モデルやワイヤレスモデルなど計3機種がラインナップされているが、今回発売されたのは、USB接続のChatMix Dialのみが同梱された一番シンプルなモデルとなっている。
ドライバユニットは、ハイレゾ基準である最大40,000Hzの周波数帯域まで再生が可能なプレミアムスピーカードライバを搭載している。
同梱されているUSB ChatMix Dialは、新バージョンのDTS Headphone:X 2.0 サラウンドに対応し、高品質サラウンドサウンドとChatMix機能を利用することが可能となっている。
尚、ドライバユニットに関して1点注意したいところがあり、Arctis Proシリーズのドライバユニットは、従来のArctisシリーズに搭載されている「S1オーディオドライバ」をハイレゾ対応にしたという訳ではないようだ。音質そのものが「S1オーディオドライバ」と異なる可能性があるので音質に拘るなら視聴等を行なった方がいいかもしれない。
マイクは従来モデルと同様に双指向性のClearCastとなっているが、感度の値が異なっており、従来モデルを改良した物の可能性が高い。
デザインは、既存のArctis シリーズをベースに、新たにガンメタルフィニッシュの軽量スチールヘッドバンド、アルミ合金ハンガー、ソフトタッチコーティングを施した交換可能なスピーカープレートを搭載。
スキーゴーグルヘッドバンド、Airweave素材のイヤークッション等は変わっていないが、全体的にブラックて統一され従来のArctis シリーズより落ち着いた印象のモデルとなっている。
ChatMixコントロールやRGBイルミネーションを搭載し、随所にArctis 7の要素を取り入れるなど、Arctis 5をブラッシュアップしたイメージだが、ドライバユニット、マイクが異なるため別モデルとして認識した方がよさそうだ。
最近ハイレゾ基準の製品が徐々に増えてきている。既存のゲーミングヘッドセットの高音再生に不満のあったユーザーは、この機会にArctis Proを含めハイレゾ対応のゲーミングヘッドセットを試してみてはいかがだろうか。
製品仕様
最大40,000Hz の周波数帯域まで再生が可能なハイレゾ基準ゲーミングヘッドセット。、新たにDTS Headphone:X 2.0 サラウンドに対応した、USB接続のChatMix Dial を同梱。
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