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新型「VIVE Pro」アップグレードキットが販売開始も即完売!解像度が78%向上、ハイレゾにも対応したVRヘッドセット

HTC から新しいVR ヘッドマウントディスプレイ「VIVE Pro(アップグレードキット)」が登場、2018年4月6日(金)より販売を開始した。価格は9万4000円(税抜)。今回発売を確認した「VIVE Pro」はアップグレードキットで既存の「VIVE」ユーザー向け、VR環境のアップグレードという位置づけでヘッドセットとリンクボックスのみとなる。

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公開日: 2018-04-06 (更新 2020-07-24)

VIVE Pro(アップグレードキット)の先行発売で既存のVIVEユーザーを優先

本日販売を確認したのはVIVEの後継モデル「VIVE Pro」のアップグレードキット。動作に必要なコントローラーやベースステーションは含まれない為、既にVIVEを所有しているユーザー向けの製品となる。今回発売された製品の単体でVRを体験することはできないのでご注意いただきたい。

なお、アークでは本日早々完売となり、店頭またはオンラインショップにて予約を受け付け中となっている。担当スタッフに確認したところ次回入荷はゴールデンウィーク連休明けの5月中旬予定との事。需要に供給が追い付いてない状況でしばらくは品薄が続きそうなので少しでも早く入手したい場合は予約しておくのが賢明と思われる。

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解像度、サウンド、装着感などあらゆる面で向上した新しいVR体験

新モデルはデュアルAMOLED(アクティブマトリクス式有機ELディスプレー)を装備し、解像度は片目あたり1440 x 1600ピクセル(合計2880 x 1600ピクセル)となり現行モデルから78%向上した。その他、ハイレゾ対応ヘッドセット、2つのフロントカメラ、デュアルマイクによるノイズキャンセリング機能が主な変更点となる。

また、「VIVE Pro」は次世代位置トラッキング技術「SteamVR Tracking 2.0」に対応し今後発表が予定されている新しいコントローラーとベースステーションと合わせることでトラッキング可能スペースが従来の5m四方からルームスケールの10m四方へ拡大される。今後アメリカでは「VIVE Pro」にコントローラーとベースステーションを同梱した「Vive Pro Starter Kit」も販売される予定との事だが、日本国内の展開は現時点で未定のようだ。

VIVE CE / VIVE BEをお持ちのお客様向けの、アップグレードキット
取扱終了
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アークでは「VIVE Pro」のデモを近日中に店舗にて行うとの事、気になる方は店舗にて最新のヴァーチャルリアリティを感じてみてはいかがだろうか?

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チャンプ

フリーライター、元パーツSHOP店員のスキルを活用してレビューや記事を執筆。趣味のカメラを活かして家族や風景写真を撮りまくる熱烈パパ。