厚さ50mmの超薄型ヘッド採用、低価格オールインワン水冷クーラー「KUHLER H2O K」シリーズがAntecから
Antecから厚さ50mmの超薄型ヘッドとポンプとラジエータを一体化した新設計を採用するCPU簡易水冷クーラー「KUHLER H2O K」シリーズが登場、2018年4月21日(土)より販売を開始している。 120mmタイプ「KUHLER H2O K120」、240mmタイプ「KUHLER H2O K240の2サイズバリエーションラインアップでAMD Ryzenプロセッサーにも対応。
AntecオールインワンCPU水冷キットのエントリーモデル
Antecから厚さ50mmの超薄型ヘッドとポンプとラジエータを一体化した新設計を採用するメンテナンスフリータイプのCPUオールインワン水冷クーラー「KUHLER H2O K」シリーズが登場、2018年4月21日(土)より販売を開始している。
入荷を確認したのは120mmシングルファンタイプ「KUHLER H2O K120」、240mmデュアルファンタイプ「KUHLER H2O K240」の2サイズバリエーションラインアップでAMD RyzenやインテルCoffeeLake-Sプロセッサーにも対応。
主な特長は、冷却液を循環させるポンプとラジエータを一体化させた事で、厚さ50mmの超薄型ヘッドを実現。 また、ポンプをヘッドから遠ざけた配置を採用し、CPUヒートスプレッダに伝わるポンプの微振動を抑制、ヘッドの密着性を高め冷却力も向上しているとの事。
価格面でも120mmタイプで税込7,000円、240mmタイプで税込10,780円と同系の製品としては安価に設定されている点もポイント。(価格は2018/4/22 アークオンラインストア調べ)
その他のアピールポイントとしては、放熱性を高める0.28mm極細フィラメント、高耐久セラミックベアリングとセラミックシャフト、高品質PTFEチューブ、ファンにはブルーLEDのライティング機能などアンテック定番の仕様を採用している。
主な共通仕様として、冷却ファン(1基辺り)の回転数は、900~1800RPM±10%、ファンノイズは30dBA、風量は最大73.31CFM、静圧は最大2.25mm-H2O、MTBFは40,000時間。 ポンプのノイズは最大36dBA、MTBFは50,000時間でメーカー3年保証が付帯する。
対応ソケットはINTEL LGA 2066/2011-v3/1366/1156/1155/1151/1150/775、AMD Socket AM4/ AM3+/ AM3/ AM2+/ AM2/ FM2など、AMD Ryzen(Socket AM4)やインテルCORE-X、CoffeeLakeなどのトレンドプロセッサーには一通り対応している。
流量に関してはカタログスペックでは触れられていない、一体型という仕様上同社のオールインワンタイプの中では最も弱いと思われるが、ライトOCレベルまでであれば十分の性能を備えているので水冷デビューや、ローコストでの水冷ユニット導入を検討している人には重宝しそうな製品だ。
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