Razerから高性能ゲームパッドやゲーム配信向けWebカメラなど新製品3機種が発売
Razerから、高いカスタマイズ性を持ったゲームパッド「Razer Wolverine Ultimate」と、配信向けデスクトップカメラ「Razer Kiyo」、LEDイルミネーションを搭載した待望のソフトタイプマウスパッド「Razer Goliathus Chroma」が発売された。
あらゆるゲーマーに適応する究極のゲームパッド「Razer Wolverine Ultimate」
Razer Wolverine Ultimateは、高いカスタマイズ性能を持ったXBOX ONE/Windows 10対応ゲームパッドだ。
全体的なデザインや基本的なボタンレイアウトは純正のXbox Controllerに似ているが、アナログスティックや方向パッドの形状、多くの追加ボタンやクイック コントロールパネルの搭載など、高度なゲーム操作を可能にする仕様となっている。
Wolverine Ultimateはアナログスティックと方向パッドが交換可能なのが売りの一つとなっており、デフォルトで搭載されているアナログスティックと方向パッドの他に、交換用のアナログスティックx2と方向パッドx1が別途同梱されている。
アナログスティックは高さ、形状が異なるもの、方向パッドは傾斜型パッド(デフォルトは個別型配置)に交換が可能だ。
今回新たにXBOX ONEとWindows 10向けに設計された一体型設定用ソフトウェア「RAZER SYNAPSE FOR XBOX」が用意されており、ボタン割り当てなど500個以上のカスタムプロファイルが作成可能。
ボタン割り当ての他には、感度の増減調整やRazer Chromaライティングの設定、振動強度の調節などが可能となっている。
その他、Micro USBコネクタ付き着脱式ケーブルの採用、キャリングケースが付属するなど、 PC (Windows 10)で使用できるXbox コントローラーとしては究極モデルなのは(現時点で)間違いないが、販売価格が2万円オーバーとこちらも究極。
ゲームパッドでありながらLEDイルミネーションを搭載するなど、他社にはない機能を搭載しているのは確かなのだが、Windows 10用ワイヤレスアダプターが付いた純正品の倍以上の価格となっている。(Windows用USBケーブル付きモデルだと3倍以上)
機能面では文句の付けようの無い製品なので、価格に見合った価値を見出せるかが一番のポイントとなりそうだ。
〇製品仕様
ゲーム実況向けのデスクトップカメラ「Razer Kiyo」
Razer Kiyoは、ゲームのストリーミング配信などに適したWebカメラだ。
カメラの周りに明るさの調節ができる白色LED12個からなる多段階点灯式リングライトを搭載しているのが特徴で、別途照明を用意しなくても配信者を照らすことができるとしている。
卓上とモニター上部の両方に設置できるのもポイントで、別途用意する必要があるが三脚へ設置することも可能となっている。
カメラ性能は、画像解像度が4メガピクセル、動画解像度は1080pのフルHDで30fps 、720pで60fpsの配信が可能。マイクは無指向性の物を搭載している。
ゲーム配信で自身の映像も配信しているというユーザーにはLEDライト搭載のKiyoは有用だろう。
また、マイクも搭載しているのでビデオチャット用としても使用でき、これからゲーム配信を始めてみたいというユーザーや、機材を少なくシンプルな環境にしたいという場合にも適した製品かと思われる。
〇製品仕様
ベストセラーゲーミングマウスマットがついに光る「Razer Goliathus Chroma」
Razer Goliathus Chroma(以下:Goliathus Chroma)は、Razerの大ヒット布製マウスパッド「Goliathus」にRazer Chroma対応のLEDイルミネーションを搭載したモデルだ。
Razerには同じくRazer Chroma対応のFireflyシリーズがあるが、Fireflyはハードタイプのマウスパッドとなっており、表面が布製のFirefly Cloth Editionもベース部はハードなので、完全なソフトタイプのLEDイルミネーション搭載マウスパッドはGoliathus Chromaが初となる。
サイズは255 x 355 x 3 mmと、ノーマル版Goliathusの「Medium(254 x 355 x 3 mm)」とほぼ同じ大きさ。
表面はスピードとコントロールを両方兼ね備えたマイクロテクスチャ仕上げ。底面はスリップ防止ラバー仕上げとなっている。
USBケーブルが接続されているユニット部はマウスマッド左上に搭載されおり(Fireflyは中央)、ユニット部にはマウスのケーブルを固定すことができるケーブルキャッチが新たに備わっている。
LEDイルミネーション搭載のマウスパッドは他社からも発売されてきているが、ソフトタイプの製品はまだまだ少ない。
Razer Chroma対応であることが必要だが、他のデバイスとの発光色同期が可能なマウスパッドは現時点(2018年5月)ではGoliathus ChromaしかないのでLEDイルミネーション搭載マウスパッドとしては頭一つ抜きん出た存在と言えよう。
尚、公式ページではXLサイズのGoliathus Chromaが近日公開となっている。デスクマットでLEDイルミネーション搭載となるとかなりのインパクトだ。標準サイズのGoliathus Chromaでさえ販売価格が5,940円となっているのでそれなりの価格が予想されるがそちらも楽しみだ。(国内販売されるかは現時点では未定)
〇製品仕様
Razer(レーザー)について
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