FILCOから低背タイプメカニカルスイッチ採用のキーボード「Majestouch Stingray」が発売
ダイヤテック株式会社の自社ブランド「FILCO」の人気キーボード「Majestouch」シリーズの最新モデル「Majestouch Stingray(マジェスタッチ スティングレイ)」が発売された。CHERRY社の新スイッチ“CHERRY MX Low Profile Red Switch”を搭載した注目のキーボードだ。
スリムでシャープなデザイン
Majestouch Stingrayは、CHERRY製の低背メカニカルキースイッチ「CHERRY MX Low Profile Red Switch」を搭載したメカニカルキーボードだ。
日本語配列、英語配列、フルサイズ、テンキーレスなど10モデルが用意されている。
ラインナップは、フルサイズの日本語配列と英語配列、テンキーレスの日本語配列と英語配列となり、 さらにキーキャップの印刷の種類が日本語配列はかななし/上面印字、かなあり/上面印字、かななし/前面印字の3種類、英語配列が上面印字と前面印字の2種類ある。
上面印字は一般的なキーボードと同様にキーキャップの上面(指を置く面)に印字が施されており、前面印字はキーキャップの側面手前にのみ印字が施され上面は無刻印となるキーキャップだ。
CHERRY MX Low Profile赤軸のスペックは、キーストローク3.2mm、アクチュエ―ションポイント1.2mm、押下圧45gとなり、押下圧は変わらないもののキーストロークとアクチュエ―ションポイントは通常の赤軸より短いのが特徴だ。
Low Profileスイッチに合わせケースやキーキャップを新たに開発。キーボード手前ケースは同社のMajestouch2が約21mmなのに対し、Majestouch Stingrayは16mmと約5mm低くなり、キーキャップ(最前列)もMajestouch2の約29mmに対し、Majestouch Stingrayは約22mmと約7mmも低くなっておりよりシャープなデザインに仕上がったキーボードとなっている。
尚、CHERRY MX Low Profile赤軸は透明ハウジングを採用しているが、Majestouch Stingrayでは発光ユニットを搭載していない。メーカーでは”光らせるために必要な部品点数の増加とそれに伴う不良発生リスクの上昇を抑え、キーボードの基本性能である入力に特化した製品とした”としている。
機能面では、ファンクションキー機能を搭載し、FnキーによりWINキーやAppキーのロックや、マルチメディア機能の操作、左CtrlキーとCapsLockキーの入れ替えなどが行なえるようになっている。
Nキーロールオーバーにも対応しているのでゲーム用途でも安心して使用できる仕様となっている。
ロープロファイル設計なところ以外は比較的スタンダードな仕様で(前面印字モデルは少々特殊ではあるが)、キー配列なども一般的なものなので幅広い用途で使用できるキーボードかと思われる。同梱の専用PS/2変換プラグでPS/2キーボードとしても使用できるのも嬉しい点だ。
一般的なメカニカルキーボードで高さが気になる場合や、リストレストは使いたくないというユーザーは一考してみてはいかがだろうか。
製品仕様
共通仕様 | |
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キースイッチ | Cherry MX Low Profile Red Switch 赤軸 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 3.2mm |
アクチュエーションポイント | 1.2mm |
押下圧 | 45g |
マルチメディアキー | 有 (「Fn」キーとの組み合わせ) |
複数キー同時押し | Nキーロールオーバー |
発光ユニット | 非搭載 |
インターフェース | PS/2またはUSB (PS/2は変換コネクタを使用) |
ケーブル長 | 1.8m(直付)※ケーブルガイド横から出した場合の長さ:1.5m |
付属品 | 交換用キーキャップ、FILCO KeyPuller、PS/2変換コネクタ |
対応OS | Windows XP SP2以降/Vista/7/8/8.1/10 |