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そろそろ自宅環境でも10ギガビット?10GBase-Tイーサネット拡張カード「GbEX-PCIE」

玄人志向ブランドのスタンダードシリーズからPCI-Express x4バス対応の10ギガビットイーサネットカード「GbEX-PCIE」が2016年1月23日(土)より販売を開始、Theui TN4010、Aqrate AQR105を搭載しジャンボフレームやLowProfileにも対応、10Gbpsで通信するにはCAT6aクラスのLANケーブルが必要となる。

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公開日: 2016-01-26
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データセンターなどではかなり普及も進み重宝されている10GbE(10GBASE-T)、近年のワークステーション向けマザーボード等にも搭載されている。

しかしエンドユーザー、自宅や会社環境などはまだ良くて1000BASE-T、普通に100BASE-Tといった環境まだ普通に見受けられる。

理由としてはスマホやノートブックなどの普及にあわせWi-Fi(無線)が一般的に使用され、その無線接続よりも高速である現状の有線速度で十分という状況から、なかなか普及が進んでいない。

そんな中発売されたのが玄人志向ブランドの10GBase-Tイーサネット拡張カード「GbEX-PCIE」だ、接続はPCI-Express(x4)となるが目新しい点としてはTheui TN4010、Aqrate AQR105を採用している所。

この製品も今の所、社内環境向けとして購入される方が多い(アークスタッフ談)との事だがケーブルやハブ、ルーターなど全てのネットワークデバイス、アクセサリーを当たり前の様に普及価格で10ギガビット対応品で揃えられるのはまだ少し先かもしれない。

ただこういったintel以外の低価格PHYを採用した製品が出てきはじめたという事は、エンドユーザー普及期に向けて一歩前進したと言えるかもしれない。

製品詳細・仕様

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型番 GbEX-PCIE
ブランド 玄人志向
型番 GbEX-PCIE
JANコード 4988755026758
対応機種 PCI-Express x4搭載PC(Gen2.0対応)(標準及びロープロファイル)
仕様 10GBASE-T イーサネットポート 10GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-T対応※1
チップセット Aqrate AQR105 / Theui TN4010
対応OS Windows10/8.1/8/7/Vista 32bit/64bit
サポート RoHS:◯、PSE:対象外、電波法:対象外
本体寸法 122 x 102 x 22 mm
パッケージ寸法/重量 145 x 170 x 45 mm/確認中
付属品 ドライバディスク、LowProfileブラケット
保証期間 メーカー1年

※1 10Gbps通信にはCAT6aクラスのLANケーブルが必要です。

動作環境補足[2016年1月25日現在]

玄人志向としては動作保証対象外との事だが

  • WinodwsServer2012R2、2012、2008R2
  • Linuxカーネル2.6.32以上

向けのドライバーが付属している、また同社動作確認済みとして

  • WinodwsServer2012 R2
  • ubuntu desktop 12.04.1(i386)
  • Fedora Workstation 23(x86_64)

が対応しているとの事。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。