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ビット・トレード・ワン の自作キーボード向けキットに新モデルが追加

ビット・トレード・ワンから発売されているDIYキーボード向けキット/パーツ「BTOセルフメイドキーボードシリーズ」に、自作キーボードの入門機として最適なモデル「Ergo42 Single Edition - 28キーキーボードキット」と鮮やかなLEDライトも搭載できる「V60 Mini TypeR DIY Kit – UNDERGLOW60%スリムキーボードキット」が新たに加わった。

ビュー: 5131
公開日: 2019-08-18 (更新 2019-08-19)

左手用キーボードとして最適

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Ergo42 Single Edition - 28キーキーボードキット 制作例

ビット・トレード・ワンが展開する自作キーボードのプロダクトシリーズBTOセルフメイドキーボードシリーズに、左手用キーボードを意識したシンプル・ミニマムなベースモデル「Ergo42 Single Edition - 28キーキーボードキット」が加わった。

キースイッチは以前から販売されている56キーバージョンや96キーバージョンと同じくCherry MX / Kailh Low Profileのキースイッチに対応。キー毎に異なるキースイッチを自由に装着できるのが特徴だ。

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片手用というだけではなく、電子工作が初めてのユーザーやお試し用としても適したモデルとなっており、難度が高いマイコンボードの取り付け工程を簡易化。半田付け済みマイコンボードが付属しており挿すだけ実装することができるようになっている。

ファームウェアには左手用キーボード配列がプリインストール済みとなっており、キー配列はFPSプレイ時の操作をイメージしたゲーミング配列のキー割り当てとなっているとのことだ。もちろん好みのキー配列に変更することも可能だ。

ある程度取り付け工程が簡易化されているとはいえ、ダイオードやキースイッチ、ボタン類の半田付けは必要となり、当然取り付け手順もあるので電子工作や電子回路についての一般的な知識は必要となる。

また、スイッチやキートップ、転写シール等は別売りなので自身で選び別途購入する必要がある。

取り付け手順はメーカーホームページで専用ページが公開されているので、作業に不安があるという方は一度そちらを確認してみるといいだろう。


〇製品仕様

左手用キーボードを意識した、片手分のみのシンプル・ミニマムな自作キットベースモデル。FPS の操作をイメージしたゲーミング配列のキー割り付けをプリインストールしている他、 クリエイター用途でのショートカットキーボードの作成など、あなたのアイデアをすぐに実現可能な柔軟性のあるモデル。
ADSKB42H
税込価格: 7,678円

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※キースイッチ、キートップおよび転写シールなどの単体製品は下記リンク先を参照

60%サイズのスリムキーボード

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V60 Mini TypeR DIY Kit 制作例

V60 Mini TypeRは、スタンダードな104キーボードのおよそ60%のコンパクトサイズとなるキーボードベースモデルだ。

台湾のメーカー「KBParadice」が手掛ける製品で、キースイッチはCherry MXと互換性があり最大64個のキーを搭載できる。

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キーにもLEDを搭載した制作例。透過キートップと組み合わせれば自作キーボードとは思えない程の出来栄えだ。

V60 Mini TypeRの最大の特徴は、UnderglowスタイルRGB LEDを搭載している点だ。

底部のアクリル部を通して光が拡散しリッチなライトアップを演出できる。

また、キーにも個別でLEDを取り付けることができるのだが、キー毎にLEDを搭載する場合はユーザー自身でLEDを購入し半田付けする必要がある。全キーに搭載するとなると大変かと思われるが、特定のキーのみであってもよりオリジナリティあるキーボードに仕上げることもできるだろう。試してみる価値はるかと思われる。

ベースキットには、初期キー配列が書き込み済みであるが、QMK/TMK/TKG等プログラムすれば手軽にお好みのキー配列に割り当てることも可能。特別な知識が無くてもファームウェアの作成ができ、レイヤー機能を使用して様々な動作をキーボード1台で実現することも可能とのことだ。

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JIS・ANSI配列に対応したファームウェアを作成可能となっているが109キーボード配列には対応していないとのこと。

Ergo42シリーズやADKB96と同様になるが、DIYキーボード向けキットには変わりがないのでV60 Mini TypeRも電子工作や電子回路の一般的知識、半田付けの技量などは必要となる。

尚、そこまで重要なことではない(と思われる)が、Ergo42シリーズとADKB9は日本製なのに対し、V60 Mini TypeRは台湾製の製品であることは一応付け加えておく。

スリムキーボードとは言え、64キーもあるので作業はそれなりに大変だと思われ、またキースイッチやキートップ等の数量も揃えなくてはいけなくなるので投資もそれなりに必要なのだが、自分だけのRGBライト搭載キーボードが製作できるのはやはり魅力だ。


〇製品仕様

は台湾メーカー「KBParadice」が手掛ける様々な機能をスマートに網羅したキーボードベースモデル。スリムな形状にUnderglow RGB LED を標準搭載、 リッチなオリジナルキーボードを製作したい貴方に最適なキット。
取扱終了
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※キースイッチ、キートップおよび転写シールなどの単体製品は下記リンク先を参照


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