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96層3D QLC NAND採用、インテルのコスパ系M.2 NVMe SSD6シリーズに 「intel SSD 665p 1TB」モデル

インテルのQLC NANDを採用するPCIe Gen3 x4対応 M.2 2280 NVMe SSDの2ng Genモデルとなる 「intel SSD 665p」シリーズの1TBモデル国内正規流通版「SSDPEKNW010T9X1」が2020年2月28日(土)より販売を開始している。 SSD 660pのマイナーチェンジ版で既存シリーズが64層に対しSSD 665pは96層3D QLC NANDを採用しパフォーマンスを高めている。

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公開日: 2020-03-02
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96層3D QLC NAND採用NVMe SSD「SSD 665p」の1TBモデル登場

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インテルのQLC NANDを採用するPCIe Gen3 x4対応 M.2 2280 NVMe SSDの2ng Genモデルとなる 「intel SSD 665p」シリーズの1TBモデル国内正規流通版「SSDPEKNW010T9X1」が2020年2月28日(土)より販売を開始している。

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本製品自体は2月上旬にアキバの一部ショップで既に販売を開始しているが、正規代理店版の販売は2/28(土)より開始としていた為、先週末より取り扱いショップが増加し再度ニュースに取り上げられた形となっている。

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Intel SSD 665pシリーズはPCIe Gen 3 x4 NVMe対応のM.2 2280接続タイプのSSD。 Intel製 96層 3D QLC NANDとSilicon Motion SM2263を組み合わせる事で、従来の64層よりもパフォーマンスを高めた660pの後継モデル的存在。

主なスペックは、容量1TBモデルについては読込み速度はシーケンシャルリード最大2000MB/sec、ランダムリード最大160000IOPS。書込み速度シーケンシャルライト最大1925MB/sec、ランダムライト最大250000IOPS、総書込みバイト量300TBW、MTBF160万時間、保証期間は5年間など。

本来コストパフォーマンスが高いはずの製品だがSSD 660p 1TBがかなり安価で流通している上に同モデルの国内売価設定は強気となっており、現時点では割高感のある商品となってしまっている。 恐らく現状のSSDの値上げ傾向と本製品の潤沢化がそれぞれ進むことにより今後、差は薄まっていくと思われる。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。