image

ThrustmasterからPS公式認定のカスタム可能なコントローラーが登場

ハンドルコントローラーやフライトコントローラーでお馴染みのThrustmasterからコントローラーが2020年3月27日に発売された。

対戦ゲーム上位者、いわゆる『ランカー』向けと謳われた本製品は一般的なコントローラーと何が違うのだろうか。

ビュー: 5670
公開日: 2020-04-01

「ホットスワップ機能」を搭載したプロコントローラー

image
image
image

公式にライセンスされた『プレイステーション 4向け』のプロコントローラーと銘打っており、ホットスワップ機能により個々のボタンやスティックを入れ替える事で、自身に最適なボタン配置にカスタマイズする事が可能となっている。

更にPS4,PC用の無料ソフトウェア「Thrustmapper」を使用する事で、ボタンを割り当てや、スティックやトリガーの感度,デッドゾーンの設定も行える。自分だけの最適な環境が整えられる事も可能だ。細かい部分にまで設定ができる正に『プロ』らしい製品と言えるだろう。

各種モジュール部分が取り外しできると聞いて、得てしてそういう部分は壊れやすい印象を受けてしまうが、各ボタンと方向パッドは500万回以上の耐久回数をクリアしており、アナログミニスティックは200万回以上の耐久回数をクリアしており、プロの名に恥じない高耐久性を謳っている。

代替モジュールパックでオリジナリティを出す

image
image

例え各部が壊れてしまっても別売りのモジュールパックを購入する事で対応可能だ。カラーバリエーションもあるので自分の好きなカラーリングにしてしまえる。 現在はイエローとシルバーの2種類のみだが、自分好みのカラーが出た時には是非とも検討してみて欲しい。 現在発表されているモジュールパックはどれも税込4,950円(2020年3月27日当時)だが、余裕があれば数種類のカラバリを混ぜて使っても面白いかも知れない。

当然だが保証期間内であればメーカーへ修理申請した方が良いのは間違いない。保証期間が切れてしまう可能性もあるため、取り換え部品があるからと壊れたまま放置は避け、メーカーの保証を有効に活用して欲しい。

付加価値ではなく高性能さをウリにする一品

 
メーカー Thrustmaster Razer SteelSeries Microsoft
シリーズ -- Raiju -- --
型番 -- RZ06-02610100-R3A1 69075 4N7-00008
カラー メタリックブラック×シルバー 黒(ブラック) 黒(ブラック) 黒(ブラック)
接続I/F USB Bluetooth/USB USB --
無線稼動時間 -- 最大19時間 20時間以上 約40時間 (*使用状況により異なります)
オーディオ機能 -- ステレオオーディオ出力およびマイク入力用 3.5 mm 4極 ヘッドセット端子 (オーディオ機能は USB モードでのみ有効) -- --
発光ユニット 非搭載 -- -- --
本体サイズ 160(W)mm x120(L)mm x60(H)mm 159.4(W)mm x104(L)mm x65.6(H)mm 150(W)mm x110(H)mm x63.2(D)mm --
本体重量 300g 322g 245g --
ケーブル長 -- 2m 1.8m --
ケーブル表皮 編組(布巻)コード 編組(布巻)コード -- --
対応機種 PS4/PC互換 PS4/PC Windows 7以上/Android 3.1 以上/Steam/VR(Oculus Rift,Oculus GO,Samsung Gear VR) --
対応OS Windows 10 Windows 7以降/iOS 9.0以降/Android 6.0以降 -- --
無線方式 -- -- 2.4Ghz/Bluetooth Bluetoothまたは、ワイヤレスアダプターを使用した2.4 / 5 GHz接続(Windows 10デバイスのみ接続可能)
バッテリー -- -- リチウムイオン電池 単3アルカリ乾電池2本
操作距離(m) -- -- 12m (2.4GHz) --
スイッチ構造 メカニカル /タクトスイッチ -- -- --
デザイン -- -- -- エルゴノミクス
ボタン数 -- -- -- 11
保証期間 1年間 1年間 -- 90日間
JAN/EUCコード 4589967503725 4589967499516 5707119032780 4549576069913
発売日 2020-03-27
2018-11-30
2019-04-18
2017-09-01

2019~2020年ではコンシューマ機器でもバトルロイヤルFPS等が盛況になっており、格闘ゲームなどでもアーケードコントローラーでなくゲームパッドで遊ぶプレイヤーも増えている。

ゲームパッドに税込21,780円(2020年3月27日発売当初)という価格は、やはり非常に高く手が出しにくい印象を受けてしまう。その上取り換え用の別売りモジュールを合わせて購入すると30,000円の大台に乗りそうだ。 しかしマウスキーボード、更にマウスパッドなどのゲームデバイス類の総合計金額と考えると意外とそこまで高くはないと感じるはずだ。

格ゲー用の「アーケードスティック」も20,000円前後から30,000円の価格帯である事を考えると、マウスキーボード以外のコントローラーとしては一般的な価格帯に収まっていると言える。アクション系のゲームなどであれば逆にマウスキーボードより操作し易い場合が多く、また手元で手軽に操作が出来るので長時間遊ぶ際にも疲れにくい。

安いものであれば5,000円前後でも手に入るだけにプレイスタイルに合わせて検討してみよう。プロゲーマーとまでは言わずとも、ハードに利用する事が多いのであれば高耐久性を売りにする本製品は一つの選択肢として十分あり得る。 その上でボタンの配置を吟味したい、もしくは色を変えてオリジナリティを出したいのであれば、本製品は選択肢として十分あり得るだろう。

image
image

関連動画

商品

納期:4月上旬入荷予定 (2020年4月1日時点)

PS 公式認定、カスタム可能なプロコントローラー

取扱終了
詳しく見る

ESWAP PRO CONTROLLER用 代替モジュールパック

取扱終了
詳しく見る

ESWAP PRO CONTROLLER用 代替モジュールパック

取扱終了
詳しく見る

関連記事