アユートか288Pinデスクトップ向けDDR4-2933ネイティブ動作の大容量32GBモジュール採用メモリーセット2タイプがアキバのパソコンSHOPアークなどに登場。

入荷、販売を確認したのはデスクトップ向けDDR4-2933 32GB(32GBx2枚組)セットの「AU-4XM378A4G43AB2-CVF」と、DDR4-2933 32GB(32GBx4枚組)セットの「AU-2XM378A4G43AB2-CVF」の2バリエーションで基本的にすべてSamsung純正の大容量32GBモジュールを採用しているのが特徴。

DDR4-2933はAMD 第2世代Ryzen以降、もしくはintel 第10世代Core- i7/i9やCore-Xなどが正式サポートしており今回販売を開始したサムスン純正ネイティブDDR4-2933 DRAMをJEDEC SPDで動作させる事でnon-OC、いわゆる定格動作にて運用ができる。 ちなみに今まで発売されているDDR4-2933をうたう製品はほぼほぼオーバークロックかつXMP動作のものが多く、定格運用派には待望のスペックといっていいかもしれない。

主な仕様は以下の通り。

採用モジュールはSamsung Org(サムスン純正)、フォームファクタは288pin DDR4 Long-DIMM Unbuffered non-ECC、容量は1枚あたり32GB(32GBx2セットと32GBx4枚セットがラインアップ)、速度はDDR4 2933MHz (PC4-23400)、レーテンシはCL21-21-21、電圧は1.2Volt、チップタイプはSamsung DDR4-2933 16Gbit DRAM ( 2Rank x8 ) 両面16chip搭載など。

今回入荷したサムスン純正モジュールにはきっちり同社のDDR4-2933ネイティブ16Gbit DRAM「K4AAG085WA-BCVF」、いわゆる16Gbit世代のAダイが搭載されていた、MicronのDDR4-2933モデルの場合ほぼDDR4-3200が流用されているためOCマージンがそれなりにある事は織り込めるが、こちらのOC能力も気になる所だ。