AMD新アーキテクチャ「RDNA 2」を採用する新世代GPU Radeon RX 6000シリーズを搭載したデスクトップPC向けPCI-Express4.0接続対応アッパーミドルレンジグラフィックスカード「Radeon RX 6700 XT」各種が2021年3月19日(金)19:00より解禁され販売を開始している。

入荷、販売を確認したのは、ASRock、GIGABYTE、MSI、PowerColor、SAPPHIRE、玄人志向の6ブランドから、計14モデルでオリジナルファン搭載カードがメインだが一部はリファレンスカードモデルも含まれている。

各メーカー、モデル別の主な特徴、違いとしてはOC、ゲームモード時の動作クロック、カード長、スロット高、LEDエフェクトの有無、保証期間などがポイントとなってくるので価格差も加味し目的に合ったものを選択して欲しい。

「AMD Radeon RX 6700 XT」は正式名称「AMD Radeon™ RX 6700 XT ゲーミング グラフィックスカード、12GB GDDR6 メモリ、powered by AMD RDNA™2、レイトレーシング、PCI Express 4.0、HDMI 2.1、AMD Infinity Cache」で、その名称のとおりPCI Express4.0接続に対応し12GBのGDDR6メモリーを搭載しレイトレーシングにも対応するデスクトップ向けゲーミンググラフィックスカードの一つ。

ワークレンジとしては「WQHD(2560x1440)」解像度、つまり1440Pゲーミングを快適にプレイできるようパフォーマンスチューニングされており対抗はNVIDIA GEFORCE RTX3070としている。

RDNA2はRDNAをベースに新たにレイトレーシングエンジン「Ray AcceleratorRA」を実装し、電力効率やパフォーマンスを改善した7mmプロセスルールで製造されたAMDのアーキテクチャ、これを搭載したRadeon RX 6000シリーズはRyzen 5000シリーズCPU、AMD 500シリーズチップセット搭載マザーボードとの組み合わせ限定で発動する新機能「Smart Access Memory」によりさらにパフォーマンスが向上することが可能で、RTX30シリーズなどのNVIDIA GPUへ対抗し得る製品として現在人気を博している。

対抗との比較やベンチマークについては以下の大手メディアのレビューを参考にして欲しい。