キングストンから8千円台のDDR4ノート用16GBモジュール登場、ビットクロスも
キングストンテクノロジー汎用ノートPC、NUC向けブランド「ValueRAM Series」から1枚で16GBの大容量を実現したメモリーキット「KVR21S15D8/16」がパソコンSHOPアークおよびアークオンラインストアで販売されている。 といってもDDR4 16GBモジュールは既に各社から販売されており注目すべきポイントは16GBモジュールのリリースではなく、8GB×2枚組よりも価格が安い、いわゆるDDR4 4Gbit DRAMと8Gbit DRAMがビットクロスしている所にある。
DDR4ノート用メモリーがビットクロス
260pin DDR4-SODIMM、いわゆるSkylake世代DDR4採用タイプ向けの16GBモジュールは、ノートPCやNUCなどメモリーの増設スロット数が限られている環境で大容量メモリー(32GBなど)を増設したい場合に必須となるが割高なのがデメリットだった。
しかし、ついに今回入荷したメモリーにより状況は逆転、2016年3月17日現在のアークオンラインストア販売価格は8GbDRAMを採用した16GBx1枚の「KVR21S15D8/16」が税込8,980円、8GBの「KVR21S15D8/8」が税込4,548円、2枚(16GB)換算で税込み9,096円となっている。
オンラインストア価格で比較
NUCやハイスペックノートの大容量メモリー増設に必須な16GBモジュール、DDR4 8Gbit DRAMを採用している。
同社8GBタイプ、このモデルは4Gbit DRAMを搭載しているのでどちらも2Rank 16Chip両面実装構成となっている。
今後のDDR4マーケットは8Gbit DRAMが主力に
今回、DDR4 S.O.DIMM 16GBモジュールがビットクロスした事により、今までメモリーメーカーの主力だった4Gbit DRAMに代わり8Gbit DRAMへシフトしてきている事が伺える。
ハイスペックなノートが一般的に普及している今、為替が円高に進み一段落、DDR4メモリーの価格の下落も落ちつき気味のこのタイミングで思い切って16GBx2枚で32GBの大容量増設をしてみるのもアリかもしれない、何にせよ増設スロット数の少ないノートやNUCを使用、もしくはこれから購入するユーザーにとって朗報である事は間違い無さそうだ。
さらにパソコンショップアーク秋葉原店舗では3月17日~23日までビットクロス記念として店舗、数量限定特価も行っているとのこと。
Kingston(キングストン)について
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