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シンプルデザインと練りこまれた内部レイアウトのMini-ITXケース「Define Nano S」シリーズ

Fractal Designからコンパクトながら水冷ユニットの搭載が可能なハイスペック構成向けのMini-ITXマザーボード対応ケース「Define Nano S - Black」シリーズ。 練りこまれた内部レイアウトとシンプルでソリッドなスウェーデンのデザインが特徴でブラックカラー、ノーマルタイプの「FD-CA-DEF-NANO-S-BK」と、サイドアクリルウィンドウ仕様の「FD-CA-DEF-NANO-S-BK-W」の2モデルがラインナップ。

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公開日: 2016-04-21
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Mini-ITX対応、水冷にも対応するハイスペック構成向けミニタワー型PCケース「Define Nano S」

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「Define Nano S」はインテリアデザインに定評のあるスウェーデンに本社を構えるFractal Design社により開発されたシンプルでスタイリッシュなフロントデザインをベースに、練りこまれた内部レイアウトと組み合わせる事で小型ながら確実なエアフローと高い増設力を備えたMini-ITXレイアウトマザーボード向けのミニタワー型PCケース。

透明アクリルを採用したサイドパネルモデルの「Define Nano S - Black - Window version」と通常パネルの「Define Nano S - Black」の2モデルがラインナップされておりカラーは共にブラック。

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主な特徴としては、静音性を高めるModuVent技術をケース上部に採用し、すっきりとした直線的なエアフローを実現、ケース各所に水冷ラジエータの取り付けが可能、水冷用のリザーバータンクやポンプの取付スペースを装備、エアフローを確保しつつ低騒音を実現したDynamicシリーズの冷却ファンを2基搭載、HDDを最大2台またはSSDを最大4台まで搭載可能、最大315mmまでの拡張カード搭載スペース、ケース前面と底面にダクトフィルター搭載、USB 3.0ポートを2基搭載など。

最近のトレンドとなっている、「光学ドライブベイを省いたレイアウト」なので光学式ドライブは内蔵できないなどの制限があるので注意が必要だ。

仕様・詳細

シリーズ Define Nano Sシリーズ
メーカー Fractal Design
製品名 Define Nano S - Black (黒カラー、窓枠なし)
Define Nano S - Black - Window version(黒カラー、窓枠あり)
型番 FD-CA-DEF-NANO-S-BK(窓枠なし)
FD-CA-DEF-NANO-S-BK-W(窓枠あり)
ケースタイプ ミニタワー
対応 M/B Mini-ITX
対応電源 ATX 12V(最大160mmまで)
対応 VGA フルサイズ(最大315mmまで)
対応CPUクーラー 最大162mm
拡張スロット 2
ドライブベイ 内部3.5/2.5インチ共用×2
内部2.5インチ×2
対応ラジエータ 上面:240/120mm
前面:280/240/140/120mm
背面:120mm
底面:120mm
搭載可能ファン 上面:140/120mm×2
前面:140/120mm×2
背面:120mm×1
底面:120mm×1
付属ファン 前面:140mmファン×1
(Dynamic GP14、1,000rpm)
背面:120mmファン×1
(Dynamic GP12、1,200rpm)
I/Oポート USB3.0 x2 マイク x1、ヘッドホン x1
外形寸法 203(W)×344(H)×412(D) mm|
重量 5kg
カラー ブラック
発売日 2016年4月16日

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ライバルはNCASE M1、Mantaがターゲットか?

最近の自作PCトレンドとして。拡張性の高いMini-ITXマザーボード向けのケースに注目が集まってきている傾向がある、先に発売されているNCACE M1シリーズやNZXTのMantaなどは特に人気があるが、価格はどちらもそれなりに高い。

素材の違いなどはあるが「Define Nano S」は先の2モデルと比べコストパフォーマンスが高く、ケース代を浮かせてVGAに注力したい場合などには重宝しそうなケースではないだろうか。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。