
ThermalTake Tower 300採用アークハイブBTOゲーミングパソコンを詳細チェック!
最近arkhiveのゲーミングPCで人気のパソコンケースThermalTakeから発売中のTower 300を採用したBTOパソコンの構成例に関してまとめてみた。 少々変わったケースなので、イメージが付きづらいとコメントを頂いていたので、写真を用いて各部を紹介していく。
今回は360mmラジエーターサイズの簡易水冷、3連ファンのグラフィックスカードの構成例となっている。 もちろんBTOでは構成の変更も可能となっているので、自分だけの構成を考えてみよう。
ケース紹介

このケースは、上から見ると8角柱の形をしており、フロントのミラー部分が広く取られており中のライティングを美しく楽しめる設計となっているミニタワーケースとなっている。microATX、Mini-ITXマザーボード対応しており、90度回転した方向でマザーボードが設置されるためグラフィックスカードは垂直方向に設置される。

対応するマザーボードは小型となっているが、左側面側に最大400mm長までの拡張カード、右側面に最大420mmサイズの簡易水冷用ラジエーターとかなり大き目のパーツが搭載可能となっている。
また、ケース下部から空気を取り入れ上面背面方向で排気を行うことで、効率的なエアフローとなっており、トップ部分には140mmファンが2基搭載されており、強力な排気能力を持っている。
まずは外観をチェック!

正面から見た所。 このケースの特徴としては、90度マザーボードが回転して設置されている。 そのため、グラフィックスカードが向かって左に縦に設置される。また、マザーボードのUSB端子、グラフィックスカードの出力端子は本体上の後方側からの接続となる。

本体の右側に簡易水冷のラジエーターを設置することになる。 このケースの構造は基本的にはトンネル構造であり、下図のように下から上へと空気の流れを作ることになる。 本体上部、下部、左右側面がメッシュ構造になっている。

USB端子、画面出力の接続方法

こちらは本体の背面部をやや上から見下ろした状態。 本体の上部パネルの背面にスリットがあり、ここからマザーボードのUSBケーブル、グラフィックスカードから外部出力ケーブルなどを配線することになる。

本体上部パネルを外した状態。 上部パネルの下には排気用のケースファンが2個設置されている。 上側には先ほどのUSBケーブル等の配線用の穴が開いている。

ケースファンが取り付けられているボードは、手回しねじを4つ外すことで簡単に取り外し可能である。 このボードを取り外すことで配線が容易に行える。

実際配線を行った場合、このように接続することになる。 上からケーブルを差し込むイメージで、ケーブルは上面の後方へと進む。
本体下部をチェック!

本体下部のパネルは、下側から簡単に取り外しが可能。 パネル下部を手前に引くようにすると取り外しが出来る。

パネルの奥には電源ユニットが設置されているため、配線が見える。 サイドには吸気口が設けられており、Tower 300は下側から上へと空気が流れるトンネル構造の設計となっている。
ガラスパネルの外し方

フロントのパネルは正面からパネル上面をプッシュすることで開閉する。

フロントパネルの左右の上部を同時に押すとパネルが開くギミックになっている

フロント斜め方向についているガラス面は、ピンで固定されているため引っ張ればピンが外れてパネルの取り外しが出来る。

取り外しの際は、パネル下部に手を添えて取り外すとより安全。

フロントのパネルを全て外したところ。

マザーボードが90度回転で設置される設計。 右側に簡易水冷のラジエーター、左側に3連ファンのグラフィックスカードが設置されており、どちらも縦方向に設置となる。

小型のマザーボード搭載の為、各パーツのRGB要素が密集しており、外からの見栄えが非常に良い。フロント方向からの見晴らしも、正面部分の3枚のガラスパネルを採用することで抜群に良くなっている。
RGBカラーを単色に変更して光らせても面白そうだ。
ダストフィルターの外し方

下部のフィルターは簡単に引き出せ、掃除も行いやすい。 ここが吸気のメインとなるため、定期的に掃除を行うよう注意。

サイドパネルのフィルターも簡単に取り外しが出来る。
まとめ

当店でも人気の出てきているケースを採用したBTOパソコンの外観を中心に紹介してみた。 特にオススメなポイントは、下から吸気し上面へしっかりと空気の流れが作ってあるため、排気能力が高いことだ。また、最近、フロントからのビューを確保するため、ピラーレスのデュアルチャンパー式のケースの人気が特にに高まっているが、美しく見えるのはいいが幅のスペースを大きく取ってしまうため設置が難しい部分があった。 Tower 300も決して小型のケースというわけではないが、上面方向にサイズを大きくしているため正面方向に大きくガラスを採用しても前述したケースのように大きく幅はとっていないのもメリットだ。
実際に自作する場合は中級者以上にお勧めのケースではあるが、BTOパソコンであれば気軽に購入できるのがメリットだ。ツールレスで各部も開閉するためメンテナンス性も高いので、購入後も安心して利用できるケースとなっている。
関連製品
本体下部のぺネルに取るつける専用のモニター
本体を横向きに設置するための横置きスタンド
今回のモデル構成例
商品名 | arkhive Gaming Limited |
---|---|
GL-A7G47M | |
AG-AG8B65MGL7IS-TT3 | |
購入特典 | インディ・ジョーンズ/大いなる円環 バンドルキャンペーン |
保証期間 | BTOパソコン通常保証 1年間 |
下取りサービス | パソコン下取りサービスなし |
OS | Windows 11 Home 64bit [DSP版] |
CPU | AMD Ryzen™ 7 9700X 3.8GHz 8Core |
CPUクーラー | EK EK-Nucleus AIO CR360 Lux D-RGB [360mmサイズ水冷CPUクーラー] |
CPUグリス塗布サービス | 標準CPUグリスを使用 |
マザーボード | 【入荷待ち】ASRock B650M PG Lightning Micro-ATX |
メモリー | 32GB (16GBx2) - Kingston FURY Beast DDR5 RGB DDR5-5600 CL36 1.25Volt AMD EXPO※ 注意: OCメモリー |
グラフィックスカード | GeForce RTX 4070 Ti SUPER - 16GB GDDR6X - メーカー指定不可 |
システムストレージ (M.2) | 【NVMe・PCIe4.0】2TB - SK Hynix Platinum P41 SSD シリーズ (PCIEx Gen4 x4) |
OS用ストレージパーティション設定 | パーティション分割 設定なし |
追加ストレージ (M.2) | 追加SSD [未選択] |
追加ストレージ | 追加ストレージ無し |
追加ストレージ無し | |
光学ドライブ | 光学ドライブ非搭載 |
サウンドカード | オンボードHDサウンド |
ケース | Thermaltake The Tower 300 Black |
下面ケースファン | Thermaltake TOUGHFAN 12 LCP素材採用高静圧PWMファン |
電源 | 【入荷待ち】850W - 80PLUS GOLD - MSI MAG A850GL PCIE5 |
LCD Screen Kit オプション | 追加なし |
専用横置スタンド オプション | 追加なし |
オフィスソフト | オフィスソフト無し |
セキュリティソフト | セキュリティソフト無し |
ディスプレイ | 同時購入モニター無し |
マウス | マウス無し |
キーボード | キーボード無し |
マウスパッド | マウスパッド無し |
ヘッドセット | ヘッドセット無し |
VRデバイス | VRデバイス選択なし |
スピーカー | 同時購入スピーカー無し |
USB外付け光学ドライブ | USB外付け光学ドライブ無し |
ウェブカメラ | ウェブカメラ無し |
保証 | 保証:1年間無償保証 (センドバック方式) |
詳しい保証内容につきましてはパソコンショップアーク 保証規約をご確認ください。 |

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