
260Pinノート向けDDR4 S.O.DIMMが受注開始 - アーク
260Pin 転送速度2133MT/sのノートPC用DDR4-2133 ( PC4-17000 ) 対応 S.O.DIMMがアークオンラインストアにて受注を開始、ストア担当による話ではコルセアとSKhynix純正の2つのメーカーから4GBモジュールと8GBモジュールの2タイプがそれぞれ近日入荷予定との事。
DDR4 S.O.DIMMとは
DDR4 SODIMMは次世代ノートPCの上位モデルから採用される予定の最新規格のメモリモジュール。
動作電圧が1.2Voltに下がりDDR3と比べ消費電力が最大40%削減されており、それによりDDR4搭載ノートパソコンはバッテリー動作時間が延長される恩恵を受ける事が出来る。さらにメモリ帯域幅は30%以上拡大しており、多面的なパフォーマンスの向上が可能なメモリーモジュールとして注目されている。

とはいえど、実はこの次世代メモリーの規格自体は2013年には既に発表されており、ようやくの出番を迎える事になりそうだ。
また、既に260Pin DDR4 S.O.DIMMのECC搭載タイプは流通しているがこれは小型サーバー、NAS向けのものであり、アンバッファ、ECCなし( non-ECC )タイプが量産価格で出回るのは今回からとなる。
8/22現在、対応ハードは未発表

ただし現時点でこのメモリーに対応するノートPCは無く、メモリーのみが先行して登場している状況となっている。
メモリーの搭載容量
2015/8/22時点でのDRAMの容量、チップセットのサポート状況から
- 4GBモジュール
- 8GBモジュール
- 16GBモジュール
の3モデルがラインナップされると想定されているが、現実的にDDR4の8GbDRAMの量産が整っていない為、当面は4GB、8GBモジュールの2モデルが主流になると思われる。
8GbDRAMの量産、低価格化が進んだ場合、ノートPCでも気軽に32GBメモリを実装出来るようになる事は多くのビジネス、アーティスティックなユーザーには朗報といえるのではないだろうか。
受注は2社の製品からスタート
プレスリリースなどのレベルであればDRAMメーカー、モジュールメーカー各社のほぼすべてが済んでいるが実際にアイテムが出てきているのは以下の2社からとなった。
CORSAIR MEMORY

コルセアからは標準スペックをエントリーモデルのバリューセレクトシリーズからリリース、4GBと8GBモジュールの2つの容量タイプ、そして4GBモジュールを2枚1組にした8GBデュアルチャンネルキットがラインナップされている。
インテル第6世代コアプロセッサに対応したノート向けDDR4-2133 4GBモジュール2枚組メモリキットCMSO8GX4M2A2133C15
処分特価
在庫限り
詳しく見るSKhynix純正メモリー

SKhynix純正モジュール、いわゆるDRAM製造メーカーがチップの製造だけでなくモジュール実装から検査まで一貫して行なったGENUINEなメモリー、主にintelバリデーションや大手メーカーの採用検査を通貨する為、通常よりもしっかりと作られたクオリティの高いメモリーモジュールだ。
SKhynix純正ノート用 260pin PC4-17000 4GBモジュール単品、各種バリデーション、大手メーカーの検査基準を満たす為に作られたクオリティの高いバルク版メモリです。
SKhynix純正ノート用 260pin PC4-17000 8GBモジュール単品、各種バリデーション、大手メーカーの検査基準を満たす為に作られたクオリティの高いバルク版メモリです。
ただし上記のようにメーカー用PC向け用途につきリテール品は少なく、今回もバルク版扱いでの入荷となる。
また純正モジュールは継続的、定期的に入手する事が難しい製品でもある。