
ASUSからAMD APUに対応するA88X搭載ATXマザーボード「A88X-PLUS/USB 3.1」
ASUSからAMD APUプロセッサー(Socket FM2+、FM2)に対応するA88Xチップセットを搭載するATXマザーボード「A88X-PLUS/USB 3.1」が2016年6月24日より販売を開始。
USB3.1対応にマイナーアップ

「ASUS A88X-PLUS/USB 3.1」はAMD A88Xチップセットを搭載し、Socket FM2+もしくはFM2(AMD AシリーズAPU)に対応したATXマザーボード、日本未発売の「A88X-PLUS」にUSB3.1 Type-Aを2ポート搭載したブラッシュアップモデル、またASUSの独自の強化機能「5X PROTECTION II」に準拠している。
AMDは近日販売が開始される新GPU Polarisアーキテクチャを搭載した「Radeon RX480」などが話題、注目されているが、マザーボードやプロセッサーに関しては大きな動きはなく、こういったマイナーアップが続いている。
主な仕様、特徴
- Socket FM2+対応
- AMD A/AthlonシリーズAPU対応
- AMD A88Xチップセット搭載
- DDR3メモリ×4枚(最大64GB)対応
- PCIe 3.0 x16×1、PCIe 2.0 x16×1、PCIe 2.0 x1×2、PCI×3
- SATA 6Gb/s×8
- USB 3.1 Type-A×2、USB 3.0×4、USB 2.0×8
- 1000BASE-T×1
- デジタル電源回路の「DIGI+ VRM」を搭載
- 省電力を実現する電力制御チップの「EPU」を搭載
- CPUファン+ケースファンを細かく設定できる「Fan Xpert」機能を搭載
- USB 3.1の転送速度をブーストする「USB 3.1 Boost」機能を搭載
- ATXフォームファクター
APUに搭載されているRadeonグラフィックス機能について
Socket FM2+を選ぶ大きなメリットの一つとして、対応するAMD Aシリーズ・デスクトップAPUには AMD Radeon™ HD R7/R5クラスのグラフィックス機能が内蔵されており、グラフィックスカードを別途購入しなくてもそこそこゲームであれば問題なく遊べてしまうのだ。
APU搭載の主なグラフィックス機能の仕様・特徴
- DirectX 11.1, Pixel Shader 5.0およびFM2+ CPU. DirectX 11, Pixel Shader 5.0およびFM2 CPU.
- 最大共有メモリ 2GB
- 3 つのグラフィックス出力オプション: D-Sub、 DVI-DおよびHDMI
- トリプルモニターに対応
- HDMI 対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 24Hz
- Dual-link DVI-D 対応、最大解像度 2560x1600 @ 60Hz
- D-Sub 対応、最大解像度 1920x1200 @ 60Hz
- HDCP 機能、DVI-D、HDMI ポート対応
- Auto Lip Sync、Deep Color (12bpc)、xvYCC、HBR (High Bit Rate Audio)、HDMIをサポート (HDMIモニターが必要)
- HDMI でブルーレイステレオ3Dのサポート
- AMD Steady Video™2.0サポート
- Full HD 1080p Blu-ray(BD) 再生対応(DVI-D、HDMI ポート使用時)
ただし選択するAPUとモニターの接続方式で最大解像度が変化するので注意が必要だ。
ちなみに4096x2160の解像度に対応するにはFM2+タイプのAPUとHDMI接続環境が必要になるので覚えておきたい。

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