Razer「Naga Hex」シリーズの新モデル 「Naga Hex V2」が発売
2016年7月29日に、RazerからMOBA ゲーマーを想定して開発された「Naga Hex V2」が登場。センサーを一新し、ボタン数も増え使い勝手が向上したNewバージョンとなる。
大幅に改良が加えられたV2仕様
Naga Hex V2は、MOBA用に最適化された7つのメカニカルサムボタンを搭載するゲーミングマウスで、前モデルから様々な変更が加えられている。
まず、「Naga Hex」シリーズの最大の特徴でもある左側面に配置されているサムボタンだが、ボタン数が6個から7個へと増え、ボタン形状は六角形から扇状の様な形に変更、ボタン配置も六角形状からサークル状に変更されている。モデル名〝Hex〟の由来が六角形を意味する〝Hexagon〟や〝6〟から来ているのだとすればV2バージョンでは〝Hex〟要素が皆無となってしまった。ここまで様変わりするとモデル名を変えてもよかったのでは、と思わなくもない。
メーカーでは左サイドボタン部分をボタン配置の形状からサムホイールと呼んでおり、サムホイールの中央にはラバー製サムグリップを配置し確実なグリップを実現。マウスを持ち上げた際に滑って誤爆する心配も無さそうだ。
ボタン数はホイールのチルトクリックを含む合計14ボタンとなり、全てプログラム可能となる。
センサーも新たに最大16,000DPIの5G レーザーセンサーを搭載。前モデルが最大5,600DPIの3.5G レーザーセンサーなので大幅なバージョンアップとなる。
形状(大きさ)に関しては、公式発表の概算では119mm(長さ) x 75mm(幅) x 43mm(高さ)、重量135gとなっており、これは12個のサムボタンを搭載するNaga Chromaと全く同じ数値である。上からの画像を見比べてみてもほとんど違いが見受けられず、センサーも両モデル共に5G レーザーセンサーを搭載しているので、Naga Hex V2はNaga Chromaのサムボタンを変更したモデル、と考えてよさそうだ。ちなみに、旧Naga Hexは、116mm (長さ) x 78mm(幅) x 42mm (高さ)、重量134gとなる。
MOBA向けを大々的に押している本製品だが、使い勝手が向上した(と思われる)7つのサムボタンはMOBA以外のジャンルでも十分に利用できるだろう。尚、Razerのサイト上ではLoL用とDOTA2用の設定済みプロファイルがいくつか用意されているのでそちらも活用してみてはいかがだろうか。
製品仕様
製品名 | Razer Naga Hex V2 |
---|---|
メーカー | Razer |
型番 | RZ01-01600100-R3A1 |
発売日 | 2016年7月29日 |
- 7ボタンのメカニカルキー採用サムホイール
- 合計14個のMOBA向けに最適化されたプログラム可能なボタン
- ゴム製のサムグリップ
- 最大16,000DPI 5Gレーザーセンサー
- チルトクリックスクロールホイール
- 1,680万色のカラーオプションを備えた Razer Chroma™ ライティング
- デバイス間での色同期
- 最大毎秒210インチ / 50Gの加速度
- 1000HzのUltrapolling / 1ミリ秒の応答時間
- Razer Synapse 対応
- Zero-acoustic Ultraslick マウスフィート
- 2.1m編組ファイバー USBケーブル
- 概算寸法:119mm(長さ) x 75mm(幅) x 43mm(高さ)
- 概算重量:135g
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