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コストパフォーマンスに優れたNAS用3.5インチHDD「Seagate IronWolf」シリーズ

Seagateの一般家庭、クリエイティブ・プロフェッショナル、SOHO、小企業向けNAS「IronWolf」シリーズから、容量10TBの6Gbps SATA接続対応3.5インチハードディスクドライブ「ST10000VN0004」が2016年7月29日(金)より販売を開始した。

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公開日: 2016-07-29 (更新 2017-06-11)

一般家庭、クリエイティブ、SOHO、小企業向けなどマルチユースに対応するNASストレージ「IronWolf」シリーズ

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IronWolfシリーズはSeagate社のHDD NASシリーズを2016年の7月20日よりリネーム(改名)し市場に投入した一般家庭、クリエイティブ・プロフェッショナル、SOHO、小企業向けNAS用の6Gbps SATA接続対応3.5インチハードディスクドライブ。

ドライブのバランス、RAID最適化、電源管理を行うAgileArrayテクノロジー、回転振動(RV)センサー、マルチユーザーテクノロジーなどを搭載し、容量バリエーションは10TB、8TB、6TB、4TB、3TB、2TB、1TBの7モデルがラインナップされ最大8台までの同時使用をサポートレンジとしている。

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7月29日現在で、販売を確認したのはシリーズ最大容量の10TBモデル「ST10000VN0004」で、7200回転256MBキャッシュ、内部転送最大速度210MB/s、MTBF(平均故障時間)は100万時間、ユーザ作業負荷率は1年あたり180TBとし、保証期間は限定3年

7月29日現在の販売価格は税込54,800円(アークオンラインストア調べ)で1TBあたりに換算すると約5,480円と既存のエンタープライズ向けの10TB HDDと比較してコストパフォーマンスを高めてきたという印象だ。

また、2016年7月20日よりSeagateは同社のHDD製品の呼称を「Guardian Series」へ変更する事を発表、それに伴い順次現行の製品も置き換わっていく予定だ。

ちなみにDesktop HDD/Mobile HDDは「BarraCuda」、7,200rpmのDesktop HDDは「BarraCuda Pro」、 SSHDは「FireCuda」、Surveillance HDDは「SkyHawk」、NAS HDDは「IronWolf」とそれぞれのシリーズにキャラクターを設定しイメージ戦略を打ち出してきている。

製品仕様

型番 ST10000NM0016
メーカー Seagate
シリーズ IronWolf
サイズ 3.5インチ
インターフェイス SATA 6Gbps
容量 10TB
セクター 512
回転数 7200rpm
キャッシュ 256MB
内部転送速度 最大210MB/s
消費電力 アイドル時 4.42W / 動作時平均6.8W
平均故障時間(MTBF) 100万時間
ユーザ作業負荷率 180TB/年
保証期間 3年
発売日 2016年7月29日
ドライブのバランス、RAID最適化、電源管理を行うAgileArrayテクノロジー搭載、一般家庭、クリエイティブ・プロフェッショナル、SOHO、小企業向けNAS
取扱終了
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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。