コストパフォーマンスに優れたNAS用3.5インチHDD「Seagate IronWolf」シリーズ
Seagateの一般家庭、クリエイティブ・プロフェッショナル、SOHO、小企業向けNAS「IronWolf」シリーズから、容量10TBの6Gbps SATA接続対応3.5インチハードディスクドライブ「ST10000VN0004」が2016年7月29日(金)より販売を開始した。
一般家庭、クリエイティブ、SOHO、小企業向けなどマルチユースに対応するNASストレージ「IronWolf」シリーズ
IronWolfシリーズはSeagate社のHDD NASシリーズを2016年の7月20日よりリネーム(改名)し市場に投入した一般家庭、クリエイティブ・プロフェッショナル、SOHO、小企業向けNAS用の6Gbps SATA接続対応3.5インチハードディスクドライブ。
ドライブのバランス、RAID最適化、電源管理を行うAgileArrayテクノロジー、回転振動(RV)センサー、マルチユーザーテクノロジーなどを搭載し、容量バリエーションは10TB、8TB、6TB、4TB、3TB、2TB、1TBの7モデルがラインナップされ最大8台までの同時使用をサポートレンジとしている。
7月29日現在で、販売を確認したのはシリーズ最大容量の10TBモデル「ST10000VN0004」で、7200回転、256MBキャッシュ、内部転送最大速度210MB/s、MTBF(平均故障時間)は100万時間、ユーザ作業負荷率は1年あたり180TBとし、保証期間は限定3年。
7月29日現在の販売価格は税込54,800円(アークオンラインストア調べ)で1TBあたりに換算すると約5,480円と既存のエンタープライズ向けの10TB HDDと比較してコストパフォーマンスを高めてきたという印象だ。
また、2016年7月20日よりSeagateは同社のHDD製品の呼称を「Guardian Series」へ変更する事を発表、それに伴い順次現行の製品も置き換わっていく予定だ。
ちなみにDesktop HDD/Mobile HDDは「BarraCuda」、7,200rpmのDesktop HDDは「BarraCuda Pro」、 SSHDは「FireCuda」、Surveillance HDDは「SkyHawk」、NAS HDDは「IronWolf」とそれぞれのシリーズにキャラクターを設定しイメージ戦略を打ち出してきている。
製品仕様
型番 | ST10000NM0016 |
---|---|
メーカー | Seagate |
シリーズ | IronWolf |
サイズ | 3.5インチ |
インターフェイス | SATA 6Gbps |
容量 | 10TB |
セクター | 512 |
回転数 | 7200rpm |
キャッシュ | 256MB |
内部転送速度 | 最大210MB/s |
消費電力 | アイドル時 4.42W / 動作時平均6.8W |
平均故障時間(MTBF) | 100万時間 |
ユーザ作業負荷率 | 180TB/年 |
保証期間 | 3年 |
発売日 | 2016年7月29日 |
Seagate(シーゲイト)について
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