
Mini-STXサイズのマザーボードを採用したベアボーンキット「ASRock DeskMini 110」
ASRockから話題の汎用では最小となる手のひらサイズのフォームファクタMini-STXマザーボードを搭載する小型ベアボーンキット「DeskMini 110」が登場、H110チップセットを採用しTDP65WまでのLGA1151(Skylake)プロセッサーに対応。
汎用フォームファクタ最小となる「Mini-STX」マザーボードを採用した手のひらサイズのベアボーンキット登場

2016年の注目アイテムのひとつ、Mini-STXフォームファクタを採用するH110チップセット搭載ソケット LGA 1151プロセッサー対応のベアボーンキット「DeskMini 110」がASRockから登場、販売を開始した。


この製品の最大の特徴であり注目のポイントは、マザーボードに注目のフォームファクタ「Mini-STX」規格に準拠したH110チップセット搭載マザーボード「ASRock H110M-STX」を採用している事だ。
Mini-STXはMini Socket Technology Extended(ミニ・ソケット・テクノロジー・エクステンデッド)の略で、Mini-ITXよりもさらに小型化しながらもデスクトップと同じタイプのCPUソケットの実装を可能にした2016年注目の新規格。
ベアボーンキットDeskMini 110に採用されているH110M-STXもボードサイズ140mm x 147mmとMini-STXに準拠、ソケットLGA1151搭載し、TDP最大65Wまでの第6世代(Skylake)のCore i3/i5/i7、Pentium、Celeronプロセッサーなどに対応している。



その他の仕様としては、メモリは260pin DDR4 SODIMM×2SLOT(最大32GB を搭載、ストレージインターフェイスはSATA x2、M.2スロットがType-2280(PCI Express x4 3.0接続)とType-2230(Key E)をそれぞれx1ソケット搭載、Type 2230はWifiモジュール用としている。

拡張スロットはUSB 3.0 x3、USB 2.0、ネットワークは有線Gb LAN x1、画像出力は、HDMI、D-Sub、DP、の3系統が実装され2画面の同時出力に対応、その他、音声入出力など。


ケースサイズは80(W)x155(D)x155(W)mmの1.92Lクラスで縦横置きに対応し、2.5インチのストレージを2台まで内蔵可能、電源は120W ACアダプタが付属している。
また、DeskMini 110は小型ながらintelのリテールクーラーに対応、搭載が可能となっている。
価格も原点回帰で奮起しているASRockだけに税込価格16,848円(8/5 アークオンラインストア調べ)とお手頃で、ある程度の制限はあるが好みのプロセッサーを搭載すれば、見た目とは裏腹にハイパフォーマンスなシステムが構築可能なMini-ITXを超える新、小型フォームファクタ「Mini-STX」を採用したこの製品に注目が集まりそうだ。
インテルが提唱する新規格"Mini-STX"を採用する容量1.92リットルのミニPCベアボーンキット。TDP 65WまでのLGA1151インテルプロセッサーが搭載可能でコンパクトながら高い演算性能が実現可能です。CPUクーラーはインテルボックスファン(CPUに付属するリテールクーラー)を使用します。

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