
ASRock、人気Mini-STXベアボーン搭載のマザーボード単品モデル「H110M-STX」
ASRockの人気小型ベアボーンキット「DeskMini 110」に搭載されているマザーボード単品モデルとなる、H110チップセット採用Mini-STX規格対応マザーボード「H110M-STX」が2016年11月4日(金)より販売を開始。 ACアダプター駆動で最大TDP65WまでのLGA1151(Skylake)プロセッサーに対応。
ASRock製「Mini-STX」対応マザーボードの単品販売モデル

「ASRock H110M-STX」はボードサイズ140mm x 147mmと手のひらサイズながらデスクトップ用プロセッサーが搭載可能な注目のスモールフォームファクタ「Mini-STX」規格に準拠したH110チップセット搭載マザーボード。
先に発売され人気の小型ベアボーンキット「ASRock DeskMini 110」に搭載されているマザーボード単体にあたるモデル。

主な特長としてはMini-ITXよりもさらに小型化したMini-STXプラットフォームに準拠、ACアダプター駆動ながらLGA1151プロセッサー対応ソケットを実装し、TDP最大65Wまでの第6世代(Skylake)のCore i3/i5/i7、Pentium、Celeronプロセッサーまで搭載可能。
ただし、TDP 65WのCPUを搭載する場合は120WのACアダプターが推奨とされている、TDP 51WまでのCPUの場合は90Wで対応可能とのこと、またACアダプターは付属しておらず19Vタイプが別途必要となるので留意しておきたい。
その他の仕様としては、メモリは260pin DDR4 SODIMM×2SLOT(最大32GB を搭載、ストレージインターフェイスはSATA x2(専用ケーブルでの接続)、M.2スロットがType-2280(PCI Express x4 3.0接続(SATA接続非対応))とType-2230(Key E)をそれぞれx1ソケット搭載、Type 2230はWifiモジュール用としている。
拡張スロットはUSB 3.0 x3、USB 2.0、ネットワークは有線Gb LAN x1、画像出力は、HDMI、D-Sub、DP、の3系統が実装され2画面の同時出力に対応、その他、音声入出力など。
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コストパフォーマンスの高いベアボーンキット。
インテルが提唱する新規格"Mini-STX"を採用する容量1.92リットルのミニPCベアボーンキット。TDP 65WまでのLGA1151インテルプロセッサーが搭載可能でコンパクトながら高い演算性能が実現可能です。CPUクーラーはインテルボックスファン(CPUに付属するリテールクーラー)を使用します。
Mini-STX対応ケースラインナップもまだまだこれからだが、SilverStoneからいち早く販売を開始している。
Mini-STXはMini Socket Technology Extended(ミニ・ソケット・テクノロジー・エクステンデッド)の略で、Mini-ITXよりもさらに小型化しながらもデスクトップと同じタイプのCPUソケットの実装を可能にした2016年注目の新規格。

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