Samsung 3bit MLC V-NAND採用M.2 2280 NVMe SSD PM961シリーズ1TBモデル「MZVLW1T0HMLH-00000」
3bit MLC V-NANDを採用し連続読込み最大「3,000MB/s」を実現するSAMSUNG PM961 M.2 2280 PCIe3.0X4対応NVMe SSDが登場。 容量1TBモデルの「MZVLW1T0HMLH-00000」でOEM向けの製品でバルク梱包タイプ。
3bit MLC V-NAND採用「PM961」シリーズ
SAMSUNG PM961 M.2シリーズ「MZVLW1T0HMLH-00000」は同社3bit MLC(TLC)タイプの多層型3D NAND技術「V-NAND」とPolarisコントローラを組み合わせた高速転送に対応するM.2 2280 PCIe3.0x4 NVMe SSDの容量1TBモデル。
主な特長は、先に発売を開始したSamsung SM961の採用フラッシュが2bit MLCを採用しているのに対し、PM961は3bit MLC、いわゆるTLCを採用している点。 またパフォーマンスは下がるが価格もMLCタイプが税込み79,800円に対しTLCは税込み50,980円(2016/11/11 アークオンラインストア調べ)と大幅に安く購入できるのもポイント。
--- | PM961 M.2 1TB | SM961 M.2 1TB |
---|---|---|
型番 | MZVLW1T0HMLH-00000 | MZVKW1T0HMLH-00000 |
採用NANDタイプ | 3Bit MLC(TLC) V-NAND | 2Bit MLC(MLC) V-NAND |
連続リード | 3,000MB/s | 3,200MB/s |
ランダムリード4K | 360,000IOPS | 450,000IOPS |
連続ライト | 1,150MB/s | 1,800MB/s |
ランダムライト4K | 280,000IOPS | 400,000IOPS |
税込み売価(2016/11/11現在) | 50,980円 | 79,800円 |
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主なの仕様としては、フォームファクタはM.2 2280、インターフェイスはPCI Express3.0 X4 NVMe、コントローラーはPolaris、連続リード最大3,000MB/s、連続ライト最大1,150MB/s、、ランダムリード4KB 最高360,000 IOPS、ランダムライト4GB 最高280,000 IOPSなど。
PM961はOEM用のラインナップで、販売形態はバルク梱包、保証は6ヵ月としている。
V-NANDは一般的にいう3N NAND、3bit MLCはTLCの事、つまりintelのM.2 2280 NVMe対応SSD「intel 600p SSD」シリーズとテクノロジーが近い製品といえる、ただしパフォーマンスは圧倒的にSamsung PM961が勝っているが、価格はintel製品が圧倒的に安い。 3D TLC NANDのM.2 NMVe SSDを選ぶ際に1000MB/s以上は完全にオーバースペック、もしくは少しでも安くと考える場合はintel 600p、少しでも速くと考えるのであればSamsung PM961という事になりそうだ。
[2016-12-9 追記] PM961シリーズの512GBモデルと256GBモデルも追加ラインナップ。
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