新スイッチを採用したRazer製キーボード「Ornata」シリーズが発売
完全新設計の「Razer™メカ・メンブレン」テクノロジーを搭載した新しいキーボードが発売された。グリーンバックライト搭載の「Ornata」と、RGBライト搭載の「Ornata Chroma」の2機種で、どちらも英語配列版となる。
新スイッチはメンブレンスイッチとメカニカルスイッチのイイとこ取り
Razerキーボードの新モデルは搭載されているLEDバックライトがそれぞれ異なる「Razer Ornata」と「Razer Ornata Chroma」の2機種で展開される。尚、今回発売されたのは英語配列版のみとなっている。
バックライトは、Ornataがグリーンのみ、Ornata ChromaはRGBカラーのRazer Chromaライティング機能を搭載している。どちらもRazer Synapseでキーごとのプログラミングが可能だ。
デザイン面では、マクロ専用キーは搭載されておらずシンプルなキー配列となっており、「Fn」キーで、ゲームモードの切り替えや、メディアコントロールなどが可能となっている。
Ornataシリーズの一番の注目点は、スイッチに完全新設計のRazer™ メカ・メンブレンテクノロジーを採用している点で、メンブレンスイッチのソフトタッチ感と、メカニカルスイッチの素早い操作性を併せ持ったスイッチとのこと。
メーカーサイトの画像を見る限り、メンブレン要素の方が多いようにも見えるのだが、細かな(数値的な)スペックも不明であるため打鍵感の予想もしにくく、実際試してみるしかなさそうである。
また、キートップの構造では、キー入力の高速化を図るために通常のキートップより高さが低くなっており、通常のキートップと薄型キートップの中間くらいの高さとのことだ。発想的にはホリ製のEDGE201キーボートと同じである。
両モデル共にOrnata用に特別設計されたマグネット式のエルゴノミック リストレストが付属している。
その他、共通仕様として
- Razer Synapse対応
- 完全にプログラム可能なキーとOn-the-Fly記録機能
- 10キーロールオーバー
- 専用ゲーミングモード
- 最大10キー同時押し対応のアンチゴースト機能
以上の様な機能が搭載されている。Razer Chromaライティング機能を持つ「Ornata Chroma」には独自にFPS、MOBAといったジャンルでよく使用されるボタンのみを発光させるバックライトテンプレートが用意されている。
メンブレンキーボードとメカニカルキーボードの融合、と謳っているOrnataシリーズであるが、どこまで〝融合〟されているか非常に興味深いところだ。また、日本語配列版は今回は発売されないため、早い段階での日本語配列版の発売も期待したい。
製品仕様
製品名 | Razer Ornata | Razer Ornata Chroma |
---|---|---|
メーカー | Razer | |
型番 | RZ03-02041700-R3M1 | RZ03-02040100-R3M1 |
発売日 | 2016年12月23日 | |
キー配列 | 英語配列 | |
スイッチ | Razer.メカ・メンブレンテクノロジー | |
ロールオーバー | 10キーロールオーバー | |
複数キー同時押し | 10キー | |
マクロ機能 | 対応 | |
バックライト | 緑 | RGB |
ソフトウェア | Razer Synapse | |
パームレスト | 有り | |
製品サイズ (L×W×H) | 463 x 154 x 31 (mm) | |
製品重量 | 950g | |
保証期間 | 1年間 |
Razer(レーザー)について
>> Razer商品一覧
>> メーカー公式
>> 10月中旬~下旬に発売されたゲーミングデバイス新製品を一挙紹介
>> Razerから、レバーレスアーケードコントローラーやキーボードなど注目の新製品を一挙紹介
>> 「Razer」から、キーボードやマウスなど2023年7月に登場したゲーミングデバイスを一挙紹介
>> Razerからプログラム可能な19ボタンを備えたワイヤレスマウス『Naga V2 HyperSpeed』が登場
>> PlayStation™ により公式ライセンスを受けたワイヤレスゲームパッド「Razer Wolverine V2 Pro」
>> Razerからピンクのゲーミングデバイス「Razer Quartz Edition」3モデルが登場