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Twin Frozr VI搭載OC&セミファンレス仕様のGTX 1080 Ti搭載グラフィックスカード「MSI GEFORCE GTX 1080 TI GAMING X 11G」

MSIの人気ブランドGAMING Xからセミファンレスでオーバークロック仕様のGEFORCE GTX 1080 Ti GPU搭載オリジナルモデル「GEFORCE GTX 1080 TI GAMING X 11G」が2017年4月8日(土)より販売を開始。 TWIN FROZR VIをベースにヒートシンクやバックプレートをGTX1080Ti仕様に強化。

ビュー: 4510
公開日: 2017-04-07

人気のTwinFrozr搭載MSI GAMING XシリーズGTX1080Tiグラフィックスカード

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「MSI GEFORCE GTX 1080 TI GAMING X 11G」は人気の冷却ユニット「TWIN FROZR VI」を搭載するPCゲーマーおよびオーバークロッカー向けGEFORCE GTX 1080 Ti GPU搭載デスクトップPC向けPCI-Express (3.0) X16スロット対応のウルトラハイエンドグラフィックスカード。

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主な特長は、カスタマイズ可能なLED発光機能搭載のデュアルFAN構成のセミファンレスクーラー「TWIN FROZR VI」と、ドラゴンがプリントされた金属製バックプレートを組み合わせた冷却ユニットを採用している点。

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主な仕様は、対応バスはPCI Express 3.0 x16、GPUはNVIDIA GEFORCE GTX 1080 Ti、GPUクロックはゲーミングモード時のベースクロック1,544MHz(OCモード時1,569MHz)、ブーストクロック1,657MHz(OCモード時1,683MHz)、メモリ容量はGDDR5X 11GBでメモリーバスは352bit、メモリー速度は11,016MHz(OCモード時11,124MHz)としている。

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背面端子はリファレンスとは異なるDualLink-DVI-D x1ポート、HDMI x2ポート、DisplayPort x2ポートに変更された、いわゆる1-2-2のVR最適化仕様。

補助電源コネクタは8pin x2仕様、サイズは290(L)×140(W)×51(H) mmの2.5スロット占有タイプ、ドライバCDとクイックガイドが付属する。

その他、MSIオリジナルアプリの簡易オーバークロックユーティリティ「GAMING APP」や、MSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」に対応(公式サイトからDL可能)。

[2017-4-7 20:50 追記] 予定通り4月8日(土)より販売を開始する。

セミファンレス仕様でカスタマイズ可能なLEDイルミネーション機能を搭載したMSIオリジナルクーラー 「TWIN FROZR VI」を搭載し、カード裏面にバックプレートを装着したGTX 1080 Ti オーバークロックモデル!
取扱終了
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AKIBA PC SHOP STAFF POV(Point of view)

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側面を見ればGPU性能別にきっちり別設計されているのが判るがパッと見同じように…

他社オリジナルカードから発売タイミングは一歩遅れる形となったMSIのGAMING XシリーズのGTX1080Tiだが、発売されればこの製品も間違いなく売れ筋のひとつとなりそうだ。

「TwinFrozr」採用グラフィックスカード「GAMING」シリーズのポイントは細かい性能は違えどウルトラハイエンドからエントリークラスまで仕様の違いはあれど「赤黒色を基調にした同一デザイン」を採用している事。

一世を風靡したMSIのヒット作「TwinFrozrブランド」を前面に出し最大限に活かしたマーケティングだが、逆にいえば10万円超の「GTX1080Ti」と2万円前後の「GTX1050Ti」が同じような製品に見えてしまうので「ビギナークラスのお客様には性能と価格差が伝わりにくくなってしまっている(アーク店頭スタッフ談)」といったデメリットもあるようだ。

こういった例はこの製品に留まらず各社、各カテゴリーで見受けられるが「ハイエンドならではの特別感を感じる外見」も新規ユーザーをターゲットにするのであれば、より意識していく必要があるのかもしれない。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。