Kaby Lake-X版「Core X-Seriesプロセッサー」も国内販売開始
インテルの新ソケット「LGA2066」に対応するインテルの新HDT「Core Xシリーズ」プロセッサーにKabyLake-Xを採用する下位モデルが2017年7月21(金)11:00より国内販売を開始。 販売を開始したのは「Core i7-7740X」で、「Core i5-7640X」は21日のお昼過ぎに滑り込みで入荷次第販売を開始するとの事。 これで先に発売されたSkylake-X 3モデルを含め6月26日に解禁された5モデル全てがようやく国内でも出揃った事になる。
LGA2066版Core i5を含むKabyLake-Xも国内販売開始
2017年7月21日(金) 11:00よりインテルの新ソケットLGA2066に対応するハイエンドデスクトッププロセッサーCore Xシリーズに国内でも発売が遅れていた「Kaby Lake-X」モデルも販売開始。
ただしパソコンSHOPアークでは販売開始のタイミングがKaby Lake-Xの4コア8スレッド「Core i7-7740X BOX(型番:BX80677I77740X)」が11:00から、4コア4スレッド「Core i5-7640X BOX(型番:BX80677I57640X)」は同日入荷予定とギリギリ間に合わず到着次第、販売を開始するとの事。
[追記]Core i5-7640X BOXも販売開始を確認
ワールドワイドでは6月27日(月) 22:00より販売解禁していたCore Xシリーズ5モデルがようやく国内でも出揃った事になる。
KabyLake-X 2モデルの注意点としてはメモリーコントローラーがSkylake-Xとは大きく異なり、マザーボードのスロット数に係らずデュアルチャンネル動作、増設枚数は4枚、最大容量は64GBとなるので覚えておきたい。
モデル名 | 対応メモリ | 最大増設枚数 | 最大搭載容量 | 動作チャンネル | |
---|---|---|---|---|---|
Kaby Lake-X | Core i5-7640X | DDR4-2666 | 4 | 64GB | デュアルチャンネルx2 |
Core i7-7740X | DDR4-2666 | 4 | 64GB | デュアルチャンネルx2 | |
Skylake-X | Core i7-7800X | DDR4-2400 | 8 | 128GB | クアッドチャンネルx2 |
Core i7-7820X | DDR4-2666 | 8 | 128GB | クアッドチャンネルx2 | |
Core i9-7900X | DDR4-2666 | 8 | 128GB | クアッドチャンネルx2 |
動作クロックやキャッシュ、レーン数などもモデル毎に異なるため以下の表にまとめてみた。
Core Xシリーズラインアップ比較表
製品名 | コードネーム | コア数 | スレッド数 | クロック | ターボ時 | キャッシュ | レーン数 | TDP | 対応メモリー | 国内発売日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Core i5-7640X | KabyLake-X | 4 | 4 | 4.0GHz | 4.2GHz | 8MB | 16 | 112W | DDR4-2666 | 2017年7月21日 |
Core i7-7740X | KabyLake-X | 4 | 8 | 4.3GHz | 4.5GHz | 8MB | 16 | 112W | DDR4-2666 | 2017年7月21日 |
Core i7-7800X | Skylake-X | 6 | 12 | 3.5GHz | 4.0GHz | 8.25MB L3 | 28 | 140W | DDR4-2400 | 2017年7月14日 |
Core i7-7820X | Skylake-X | 8 | 16 | 3.6GHz | 4.3GHz | 11MB L3 | 28 | 140W | DDR4-2666 | 2017年7月14日 |
Core i9-7900X | Skylake-X | 10 | 20 | 3.3GHz | 4.3GHz | 13.75MB L3 | 44 | 140W | DDR4-2666 | 2017年7月14日 |
2017-7-14より国内でも販売を開始しているSkylake-X 3モデル
これで6月26日 22:00に解禁されたSkylake-X 3モデルを含めた5モデル全てがようやく国内でも出揃った事になる。
CORE Xシリーズ対応マザーボード
KabyLake-Xも基本的にはSkylake-X同様、X299チップセット搭載LGA2066対応マザーボードと組み合わせて使用するが、コストパフォーマンス重視のマザーボードと組み合わせていくのが定石となる。
それでも今の所、X299マザーボードは各社どの製品もそれなりにOC耐性が高いのでそれでもかなり攻めたチューニングは出来そうだ。
CORE Xシリーズ対応メモリー
CORE Xシリーズプロセッサーに対応するメモリーは基本的にデスクトップ用の288Pin DDR LongDIMM、ECCやバッファには対応していないスタンダードなものになる。
マザーボードには通常メモリーソケットが8つ搭載されているが、注意点として「KabyLake-X」の場合、そのうち4ソケットまでしか使用できない。 また、デュアルチャンネル動作の為、増設は2枚1組で行うことになる。
速度については定格であればSPD 2666MHzモデルがオススメだが、KabyLake-Xの場合、メモリーの最大増設枚数が半分に制限され、動作もデュアルチャンネルになった分、オーバークロック耐性が向上しているので、思い切ってOC系で攻めてみても面白いかもしれない。
定格動作ならこの2製品がオススメ
CORE Xシリーズプロセッサーや対応マザーボード、メモリー特集
アークオンラインストアではCORE Xシリーズ関連アイテムをまとめた特集ページがオープンしているので是非チェックしてみてほしい。
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