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独自のワイヤレス技術を搭載したゲーミングマウス「Razer Lancehead」が発売 - アークSTAFFファーストインプレッション

Razer独自のワイヤレス技術と最高解像度16,000DPIの5Gレーザーセンサーを搭載した新型無線/有線ゲーミングマウス「Razer Lancehead」が発売された。店頭スタッフによるファーストインプレッションも合わせてお届けする。

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公開日: 2017-07-28
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100% 安定したデータ転送を実現

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Razer Lanceheadは、無線/有線両対応の左右対称形状ゲーミングマウスだ。

Razer独自の適応型周波数テクノロジー(AFT)を搭載しており、”ミリセカンド単位の間隔で常に周波数チャネルをスキャンしてあらゆる干渉を検知、シームレスに使用周波数帯域を切り替えることにより、ラグのまったくないゲーミングマウスからシステムへのデータ転送を可能”とワイヤレス使用時の安定性を全面に押し出している。

ワイヤレスで利用する場合は付属のケーブルアダプターに2.4GHzドングルを差し込んで使用する。充電よび有線の場合はマウス本体に直接USBケーブルを接続する。運用方法としてはロジクールの「G900」と同じ形式のようだ。

尚、バッテリー寿命はライティング使用時で約24時間とのこと。

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搭載センサーは、最高解像度16,000DPIの5Gレーザーセンサーを搭載。同じ有線/無線マウス「Razer Mamba 2016」に搭載されているセンサーと同スペックとなっている。

有線式のLancehead Tournament Edition(以下:Lancehead TE)に搭載されている5Gオプティカルセンサーとは、最高解像度と最大加速度の数値は同じだが最大トラッキング速度は210IPSと異なる。(光学式は450IPS)

本体カラーは、Lancehead TEはブラックだったが、ワイヤレス版のLanceheadはシルバーとなっている。サイドのラバーはブラックのままなので2トーンカラーとなりまた違った雰囲気に仕上がっている。表面の感触も少し異なっており、店頭スタッフが実際に触ってみた感想は”Lancehead TEよりもややツルツル気味”とのこと(下記ファーストインプレッション参照)。また、メインスイッチ周りはDeathAdder などに比べあまり反りがない形状となっているようだ。

サイズは変更がないが、重量はスペック上113gと、Lancehead TEより9gほど重くなっている

その他、Razerメカニカルマウススイッチ、タクタイルスクロールホイールやRazer Chroma機能の搭載、Razer Synapse 3への対応(予定)などの仕様はLancehead TEと同様となっている。

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店頭スタッフ ファーストインプレッション「Razer Lancehead」

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~スッタッフ_T 編~

GOOD!

  • 左右対称形状かつ高性能で両サイド計4ボタン搭載。握りの感触さえフィットすれば利き手に関わらず扱えるメリットは大きい。
  • 最長24時間の電池寿命があるため、余程の長時間使用または充電のし忘れが無い限りバッテリー切れを起こす心配は無いが、付属のUSBケーブルを利用すれば有線マウスとしても使える。
  • 表面カラーとコーティングが有線モデルから変わっており、ややツルツル気味(グロス系ほどではない)プラスチックになっている。上品な光の反射のため高級感もあり、色の好みを除けば上位グレードらしい仕上がりとなっている。
  • ホイールは重すぎず、ノッチの抵抗感も程よいため快適に感じられた。(1周24ノッチ)
  • 左右側面のラバーコーティングは有線モデルと変わりがないが、グリップ力は非常に高いため摘まみ持ちも十分に可能。
  • メインボタンを含めメカニカルスイッチの押し心地そのものは小気味よく気持ちがいい。

BAD...

  • 重い。ワイヤレスマウスの宿命ではあるが、本体重量113gでバッテリーの取り外しも不可である。操作に相応の力が入るため、人によっては疲れやすいかもしれない。重量級マウスが好みであれば別だが…。
  • メインボタンはストロークやや浅め。本体と一体形成のトップになっているため、手が力んだ時に誤って押してしまうかもしれない。
  • 左右サイドボタンの上下幅が狭い割にストロークが深く、押しづらさを感じる。
  • LANCEHAED TEモデルとも少し違うマウスソール形状。

~スタッフ_M 編~

LANCEHEADTournamentEditionのワイヤレスモデル

Good!

  • 内蔵バッテリー対応なので電池を買わなくても良いのと、充電しながらでもマウスを使用することが可能。
  • ケーブルが無くなったことによってケーブルの煩わしさがなくなっている。
  • 持った時の質感もTE(TournamentEdition)に比べて良くなっている。
  • 電波受信距離は、障害物がない状態だがかなり遠くでも反応する。
  • センサーは簡易計測だが優秀な部類に入る。

BAD...

  • 環境によるWirelessMouse Problemの可能性
  • 内部バッテリーがあるためTEに比べて重くなってしまっている。
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製品仕様

製品名 Razer Lancehead
メーカー Razer
型番 RZ01-02120100-R3A1
発売日 2017年7月28日
センサー 5G レーザーセンサー
解像度 16000dpi
最大トラッキング速度 210IPS
最大加速度 50G
最大USBレポートレート 1000Hz
スイッチ Razer メカニカルマウススイッチ
カスタマイズ可能ボタン 9
スクロールホイール タクタイルスクロールホイール
LEDカラー RGB(Razer Chroma対応)
無線方式 2.4GHz
電池寿命 約24時間 (ライティング使用時) ※使用量によって異なります
マウス寸法 126(D)mm x71(W)mm x38(H)mm
マウス重量 113g
ソフトウェア Razer Synapse
保証期間 2年間
ゲーミンググレードのワイヤレスシステムを搭載したレーザーゲーミングマウス。
取扱終了
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