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RYZENシリーズも対応するサンマックスECC対応メモリーにDDR4-2400モデルが追加ラインアップ

2017年8月3日(木)よりサンマックス(SanMax Technologies)からAMD RYZENプロセッサーやインテルワークステーション向けのError Correction Code(誤り訂正符号)搭載288pin U-DIMM ECC DDR4-2400 8GB2枚組 16GBデュアルチャンネルセット「SMD4-E16G48M-24R-D」、16GB2枚組 32GBデュアルチャンネルセット「SMD4-E32G48M-24R-D」、8GB4枚組 32GBクアッドチャンネルセットなどを含む計6モデルの販売を開始。

ビュー: 8444
公開日: 2017-08-03

RyzenプロセッサーもサポートするECC付きDDR4 2400メモリーがサンマックスから

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SanMax Technologies (サンマックステクノロジーズ)より、ワークステーションおよびサーバー市場向けに設計された、DDR4 Unbuffered ECC(以下U-DIMM ECC)対応メモリ「SanMax DDR4 ECC 」シリーズにDDR4 2400MHzモデルが登場、パソコンSHOPアーク及びアークオンラインストアにて販売が開始されている。

「SanMax DDR4 ECC M-24R」シリーズはJEDECに完全準拠したモジュール、SPDMicron社製DRAM組み合わせたError Correction Code(誤り訂正符号)に対応するECC対応メモリーモジュールセット

intelワークステーション向け構成や、Threadripperを含めたAMD RyzenプロセッサーファミリーなどECCに対応した構成と組み合わせて使用する事でシングルビットエラーの検出と修正を行いクラッシュや障害の予防など、システムの信頼性を高める事が出来る

主な用途は、データセンターやワークステーション、サーバーなどから最近では画像編集やクリエイター向けなど、より整合性を求められるシビアなPC向けの製品だ。

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ラインアップはDDR4-2400 8GBモジュールベースの16GB(8GBx2)DUALSETSMD4-E16G48M-24R-D」と32GB (8GBx4)QUADSETSMD4-U32G48M-24R-Q」、16GBモジュールベースの32GB(16GBx2) DUALSETSMD4-E32G48M-24R-D」の3モデル。 また、同構成のDDR4-2133タイプも同時に入荷、販売を開始している。

主な仕様・製品ラインアップ

シリーズ SanMax DDR4 ECC M-24Rシリーズ
メーカー SanMax Technologies
規格 288pin DDR4 U-DIMM ECC
バッファ Un-buffered(バッファなし)
エラー訂正 ECC
速度 PC4-19200 (DDR4 2400MHz)
レーテンシ CL17-17-17(CL-tRDC-tRP)
動作電圧 1.20Volt
SPD 対応/JEDEC準拠
DRAMメーカー Micron
モジュール JEDEC100%準拠
寸法(モジュール外形) 133.35 x 31.25mm
保証期間 国内5年保証
発売日 2017年8月3日
型番 SMD4-E16G48M-24R-D SMD4-E32G48M-24R-Q SMD4-E32G48M-24R-D
合計メモリー容量 16GB 32GB 32GB
1枚あたりの容量 8GB 8GB 16GB
モジュール枚数 2枚組み 4枚組み 2枚組み
チップ構成 1Rank x8 片面9Chip実装 1Rank x8 片面9Chip実装 2Rank x8 両面18Chip実装
SMD4-E16G48M-24R-D
税込価格: 16,880円
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SMD4-E32G48M-24R-Q
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SMD4-E32G48M-24R-D
税込価格: 22,880円
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ちなみに、一般的にデスクトップ用やノート用と言われているnon-ECC(ECC非対応)タイプとの見た目的な違いは汎用のX8タイプ場合1Rankで8個、2Rankで16個のDRAMを搭載しているが、ECCタイプは1Rankにつき1個多く9個、2Rankタイプでは18個のDRAMを搭載しており、物理的に搭載しているDRAM数が異なるので判断し易い。

基本的にこの製品はintelワークステーション用途で購入するユーザーが殆どだが、今年ブレイク中のRYZENシステムはECCに対応しているので、安定動作重視であればECC機能を使ってみるのもアリかもしれない。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。