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MSIからTDP250Wに対応する大型高性能CPUクーラー「CORE FROZR XL」

MSIからTDP250Wまでのプロセッサーに対応可能な大型空冷CPUクーリングユニット「CORE FROZR XL」が登場。 サイドフロー型で8本の6mmヒートパイプと独自のハイドロダイナミックベアリング採用120mmファンを2つ標準搭載。

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公開日: 2017-08-05
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冷却力強化のFROZRなMSI CPUクーラー「CORE FROZR XL」

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「MSI CORE FROZR XL」はグラフィックスカードに採用している独自冷却技術を活かして開発されたサイドフロー型の高性能CPUクーラー「CORE FROZR」シリーズの大型XLサイズモデル。

2016年12月に発売された「CORE FROZR L」の上位モデルとして2017年8月4日(金)より販売を開始。

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主な特長は、MSI GAMINGシリーズグラフィックスカードで採用している従来型ファンブレードとよりひねりの大きな分散型ファンブレード組み合わせた「トルクスファン」、ニッケルメッキを施した銅製CPUベースプレート、8本の6mm径銅製ヒートパイプの組み合わせにより、最大250WクラスのCPU冷却に対応している点など。

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また、付属の2基の120mmファンは「ハイドロ・ダイナミックベアリング」を採用し静音性の向上と、エアフロー強化を実現し、メモリーとの干渉対策にファンの位置を55mmまで上にスライドさせる事が出来る。

ただしその分、クーラーの全高も上がってしまうので幅に余裕のあるケースでないとケースの蓋が閉まらなくなってしまうかもしれないので留意してほしい。

さらにRGB対応のLEDイルミネーション機能も実装、MSIの独自アプリ「Mystic Light App software」を用いて8つの発光パターンとカラーを設定すればクーラー上部のドラゴンロゴがPC動作中に発光する。

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Intel LGA 2066/LGA 2011-3/2011/1366/1156/1155/1151/1150/775、AMD AM4/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2のTDP250Wまでのプロセッサー各種に対応している。

ソケットAM4タイプのRYZENシリーズやインテルのハイエンドプロセッサーSkylake-Xなども対応しているが、話題のソケットTR4プロセッサー「Ryzen Threadripper」は現状対応出来ていない。

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本体サイズはファン x2装着時150.4mm x 170mm x129.8mm、重量はファン x2込みで1295g、付属品は専用コンパウンド「PREMIUM THERMAL COMPOUND X」x1、各種プロセッサー対応取付金具と取付ネジ各種など。

スペック、詳細

製品名 CORE FROZR XL CORE FROZR L
メーカー MSI MSI
ヒートシンク材質 銅(ヒートパイプ) 銅(ヒートパイプ)
アルミニウム(放熱フィン) アルミニウム(放熱フィン)
ABS樹脂(ファン、カバー) ABS樹脂(ファン、カバー)
ヒートパイプ 銅製8本(直径6mm) 銅製4本(直径8mm)
ファン 120mmトルクスファン x2 120mmトルクスファン x1(増設可能)
ベアリング方式 ハイドロダイナミックベアリング ハイドロダイナミックベアリング
ファン回転数 500~1,800rpm ±15% 500~1,800rpm ±15%
風量 19.79~71.27CFM 19.79~71.27CFM
静圧 0.16~2.09mm-H20 0.16~2.09mm-H20
ノイズレベル 17.2~33.6dBA 17.2~33.6dBA
電源コネクター 4ピン PWM 4ピン PWM
本体サイズ(ファンx1含む) 150.4mm x 170mm x129.8mm 140mm x 155mm x84mm
重量 1295g(ファンx2含む) 960g(ファンx1含む)
TDP 250W 200W
MTTF 15万時間 15万時間
発売日 2017年8月4日 2016年12月2日
TDP250W対応 MSIグラフィックスカードの独自冷却技術を活かした高性能CPUクーラー
取扱終了
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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。