ノート、コンパクトPC向け定格SPD動作のDDR4-2666 SODIMM各種がCrucialから販売開始
Crucialから次世代インテルモバイルPCやNUCなどの小型PC向けJEDEC SPD準拠DDR4 SODIMM 2666MHz動作のメモリーキットが登場、販売を開始した。 ラインアップは8GB単品キット「CT8G4SFS8266」、8GBx2枚キット「CT2K8G4SFS8266」、16GB単品キット「CT16G4SFD8266」、16GBx2枚キット「CT2K16G4SFD8266」の4製品でMicron社製DDR4-2666ネイティブDRAMを採用しJEDEC SPDプロファイル準拠により自動認識、動作が可能。
Crucialの定格DDR4 2666MHz SPDモデルにノート、NUC向けSODIMMタイプが登場
CrucialスタンダードシリーズからMicron社製ネイティブDDR4-2666 (PC4-21300)DRAMを搭載したJEDEC準拠SPD動作の定格「DDR4-2666」ノート、コンパクトPC用メモリーキットが登場。
販売を確認したのは1Rank8チップ両面実装タイプの8GBモジュール単品キット「CT8G4SFS8266」と、それをデュアルチャンネルキット化した8GBx2枚キット「CT2K8G4SFS8266」。 2Rank16チップ両面実装タイプの16GBモジュール単品キット「CT16G4SFD8266」と、デュアルチャンネルキット化した16GBx2枚キット「CT2K16G4SFD8266」の4モデル。
モジュール単位の主な仕様は、ピン数及びモジュール形状が260Pin SO-DIMMタイプ、バッファとECCは非搭載(Unbuffered non-ECC)、速度はDDR4 2666MHz(PC4-21300)、レーテンシがCL19-19-19で電圧は定格1.2Volt、プロファイルはJEDEC SPD、チップはMicron社製DDR4 2666 8Gbit(1024Mx8)DRAMなど。
8GBモジュールタイプは1Rank 8チップ両面実装、16GBモジュールタイプは2Rank 16チップ両面実装となる。
デスクトップ向けは6月に販売を開始しているがノート用としては初登場、 JEDEC SPD標準動作(定格)タイプのDDR4 2666MHzは現状ほぼ対応機種がない状態だが、近日中に発表される予定のインテル次期モバイルプロセッサーから対応するのではないかと思われる。
ちなみにDDR4 2666MHzメモリーを速度非対応のシステムに搭載した場合、DDR4 2400MHz、もしくはDDR4 2133MHzと自動的にシステムに合わせ引き下げて認識、動作するため、価格差が少ない現状、動作マージンのあるこちらを選択するのもありかもしれない。
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