64層 3D TLC NAND採用、インテルの2.5インチ新スタンダードSSD「SSD 545s」シリーズ登場
インテルから64層 3D TLC NANDを採用したSSD「Intel® SSD 545s Series」が登場。 第一弾として2.5インチSATA接続256GB「SSDSC2KW256G8X1」と512GB「SSDSC2KW256G8X1」の2モデルが2017年8月23日(水)11:00解禁と同時に一部のアキバPCショップにて販売を開始。
インテルの64層 3D TLC NAND採用SSD
「Intel® SSD 545s Series」は最新のテクノロジーのひとつ64層の3D TLC NANDを採用したSATA接続対応のスタンダードタイプのSSD、2017年8月23日(水) 11:00より国内でも販売を開始した。
メーカー公式サイトの情報によればフォームファクタは2.5インチ(高さ7mm)と、M2 2280の2タイプが用意されているされているが今回販売を確認したのは2.5インチで容量256GBの「SSDSC2KW256G8X1」と、容量512GBの「SSDSC2KW512G8X1」の2モデルのみ。
主な特長は、世界初の64層3D TLC NANDを採用するSSDという触れ込みで米国のPC専門店で6月に先行販売された製品だが、国内発売では8月18日に登場したウエスタンデジタルのWD BLUE 3D SSDに先を越されてしまっている。
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その他の特長としては、同社独自のハードウェア暗号化テクノロジーのAES 256 bit、インテル® スマート・レスポンス・テクノロジー、インテル® ラピッド・スタート・テクノロジー、エンドツーエンド・データ保護などに対応しているなど。
主なスペックは、シーケンシャル・リードは550MB/s、シーケンシャル・ライトは500MB/s、ランダムリード 75,000 IOPS、ランダムライト85,000 IOPS、MTBF 160万時間とここまでは共通。 総書込みバイト量は256GBモデルが72TBWで512GBモデルが144TBWと異なる。 サポートは5年間の制限付き保証などが付帯する。
通常のTLC NANDを採用する既存モデル「SSD 540s」シリーズの後継モデル的ポジションだが容量バリエーションはSSD 540sシリーズほど充実しておらず全てを置き換えるまではまだ時間がかかりそうだ。
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