日本AMD、「AMD Ryzen Threadripperの件」でお詫びと早期購入者への対応をリリース
2017年9月7日(木)、日本AMD(日本AMDアカウントセールス本部)は「Ryzen Threadripper」2製品の早期値下げに対応する形で購入者にクオカードを期間限定で提供すると発表。 対象期間内に旧価格にて正規代理店版購入者が対象で、「Ryzen Threadripper 1920X」で13,000円、Ryzen Threadripper 1950X」で18,000円分が提供されるが申請が必要。
AMDJapan、Ryzen Threadripper 1920X 1950X価格改定前の購入ユーザーを対象にクオカードを提供
2017年9月7日(木)日本AMD(日本AMDアカウントセールス本部)は「Ryzen Threadripper 1920X」、「Ryzen Threadripper 1950X」の2製品の早期値下げに対応する形で、旧価格にて購入したユーザーにクオカードを提供すると発表。
ここ最近のAMD製品の国内販売方針に対して消費者や購入予定者から湧き上がっているであろういくつかの問題の1つの解決策をAMDJapanの方、pdf書面によれば「日本AMDアカウントセールス本部」として直接的な対応に乗り出した形だ。
具体的には、発売から2017年8月10日(木)~年8月30日(水)の期間内に「国内正規代理店シール付きのリテイル版Ryzen Threadripper 1950Xもしくは1920Xを旧価格にて購入したユーザーが対象となる。
旧価格については「AMD Ryzen Threadripper 1950X (型番 : YD195XA8AEWOF)は税別145,800円、AMD Ryzen Threadripper 1920X (型番 : YD192XA8AEWOF)を、税別115,800円で購入された方」としている。
クオカードは1950Xで18,000円、1920Xで13,000円分が提供されるが申請が必要となる、期間は2017年9月8日(金)~9月25日(月)までで、手続には「郵便番号」「住所」「氏名」「日中に連絡のとれる電話番号」「メールアドレス」、そして「購入証明となるレシート写真」か「CPUのシリアルナンバーが分かるチップ表面もしくは製品ボックス左側面の写真」、と「代理店シールの写真」などが必要となる。
申請先などは以下のサイトからチェックしてみてほしい。
また、これを受けパソコンSHOPアークでも該当期間に対象製品を購入したユーザー向けの告知ページもリリースされている。
今回、異例かつ突然の日本AMDの発表と対応について、理由が「AMD Ryzen Threadripperの件で」としており具体的な説明がなされていないが対応内容から、突然の価格改定による影響への対応である事は明白だ。
日々価格が変動するPCパーツ市場において購入ユーザーに補填するという事はあまり前例は無い(そもそも価格改定自体は公式にリリースしているのかどうか)。 しかし今回、こういったかなりイレギュラーなリリースをしてきた事から対応方法はさておき、ここまでの各種AMD問題の解決に向けて動きが出でてきているのは間違いなさそうだ。 しかしAMD問題がすべて解決するわけではなく、引き続き製品以外の事で注目を集めてしまいそうな気配だ。
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