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オリジナルメカニカルスイッチを搭載したSteelSeries製ゲーミングキーボード「APEX M750 JP」が発売

SteelSeriesから、独自のQX2メカニカルRGBスイッチと、カスタマイズ可能なフルRGBバッグライトが搭載されたゲーミングキーボード「Apex M750 JP」が発売された。

ビュー: 5496
公開日: 2017-12-07

純粋なパフォーマンスを求めて設計されたオリジナルスイッチ

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SteelSeries APEX M750 JP(以下:Apex M750)は、現行(2017年11月末時点)のSteelSeries製キーボードの中でフラグシップモデルとなるフルサイズの日本語配列ゲーミングキーボードだ。

新たに、独自のQX2メカニカルRGBスイッチと、アルミニウム合金製フレームを採用している。

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本体は、フレームに5000シリーズアルミニウム合金を採用。

5000シリーズアルミニウム合金に関して軽く触れておくと、Al-Mg系合金と言われている金属で、アルミニウム(Al)にマグネシウム(Mg)を添加して耐久性や耐食性を向上させている。航空機や船舶などに使用されているほか、自動車用ホイールやジュースなどの缶蓋などにも利用されている比較的身近なアルミニウムではあるが、Apex M750で使用されているのは航空機用グレードのアルミニウムとのことだ。

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QX2メカニカルRGBスイッチ(以下:QX2)は、中国メーカーのGateronと共同で開発されメカニカルスイッチで、スイッチのスペックが、キーストローク:4mm、アクチュエーションポイント:2mm、押下荷重:45gと、数値と形状からみてCherry MX RGB Red互換と言える仕様で、メーカーでは主流の交換用キーキャップに対応しているとしている。

尚、キースイッチはトッププレートに直接配置した今時のスタイル。その他キー周りとしては、フルNキーロールオーバー対応アンチゴースト対応とゲーミングキーボードとしての機能はしっかり抑えてある。

様々な照明効果が搭載されているのもAPEX M750の特徴だ。

フルRBGイルミネーションには、SteelSeries Prism対応デバイス間で同期可能なPrismSyncや対応するゲーム内イベントに同期してイルミネーションが変化するGameSenseのほかに、Gifアニメを取り込みイルミネーションエフェクトに変換するImageSync、再生中のサウンドに反応し効果を変化させるAudio Visualizerなど、かなり強化されている。

また、ゲーミング用無料VoIPアプリケーション「Discord」との連携機能も搭載されており、新しいメッセージやミュートステータスをAPEX M750のイルミネーション機能で確認することができる。

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以前販売されていたApex M800にはマクロ専用キーが搭載されていたが、Apex M750ではマクロ専用キーは省略され、サイズは通常のフルサイズキーボードと同等となり扱いやすくなった印象だ。只、Apex M800と同様、角度調整用の脚は搭載されていないように見受けれれる。

実売価格でギリギリ2万円以下(2017年11月時点)と、決して安くはないがオリジナルのQX2スイッチを搭載している点やイルミネーション機能の豊富さを考慮するとそこまで割高な感じはしない。

シンプルな形状ながら鮮やかでダイナミックなイルミネーション効果を楽しめる完成度の高いキーボードかと思われる。

製品仕様

製品名 SteelSeries APEX M750 JP
メーカー SteelSeries
型番 64684
発売日 2017年12月7日
キーレイアウト 日本語配列108キー(かな表記なし)
スイッチ SteelSeries QX2 メカニカルスイッチ
キーストローク(mm) 4mm
押下圧(g) 45g
アクチュエーション 2mm
プログラム可能キー
マルチメディアキー
複数キー同時押し フルNキーロールオーバー対応
アンチゴースト 対応
LEDカラー RGB
接続I/F USB
キーボード寸法 454(W)mm x153.5(D)mm x46.7(H)mm
本体重量 998g
ケーブル長 2.0m
ソフトウェア SteelSeries Engine 3
オリジナルのQX2メカニカルRGBスイッチを搭載した日本語配列ゲーミングキーボード
取扱終了
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