あのIE3.0が遂に復活! マイクロソフトから光学式マウス「Classic IntelliMouse」が発売
遂に本家から伝説のマウスが復活。ゲーマーの間で高い評価を受け語り継がれてきた名機「IE3.0」が、当時の面影をそのままに「Classic IntelliMouse」として現代に蘇った。
Microsoft Classic IntelliMouse(以下:Classic IntelliMouse)は、名機「IntelliMouse Explorer 3.0」(以下:IE3.0)にインスパイアされた光学式マウスだ。
IE3.0を含め、過去のIntelliMouseについて(主にをゲーマー視点で)軽く触れておくと、
1996年に現在のマウスの原型とも言える初代IntelliMouseが発売され(当時はボール式でホイールマウスを世に広めた存在とされている)、1999年には光学式センサーを搭載した「IntelliMouse Explorer」が登場。そして2002年にはゲーマーの間で爆発的な人気を博したIE3.0が発売された。
IE3.0は一旦販売終了後、2007年に復刻版が発売され再び脚光を浴びたものの、2010年には惜しくも販売終了となってしまった。
その後、2011年にIE3.0を踏襲したデザインの「Comfort Mouse 6000」(以下:CM6000)が発売。BlueTrack Technology採用の新センサー搭載モデルだったがゲーマーの間での評価はイマイチだった記憶がある。尚、CM6000も現在は販売終了となっている。
その他、IE3.0以外でも左右対称デザインの「IntelliMouse Optical」や、3ボタン光学式マウス「WheelMouse Optical」などもゲーマーから高い支持を得ていた。
そんな伝説のマウスとして称されてきたIE3.0が再び復活する。
外見は復刻版IE3.0を踏襲しているように見え、本体はカラーは復刻版IE3.0に似たメタリックグレー(ガンメタ?)となっている。
また、本体の右サイドに埋め込まれているラバー部もほぼ復刻版IE3.0と同じ形状となっており、異なる部分はロゴマークとテール部にホワイトLEDが搭載されたところくらいだろうか。
メインスイッチは、CM6000では一体型に変更されたが、Classic IntelliMouseではセパレート式に戻っている。
下記に、Classic IntelliMouse、CM6000、復刻版IE3.0の主なスペックをまとめてみた。
尚、CM6000と復刻版IE3.0に関しては、既にメーカーホームページ上では製品掲載はされておらず、過去当店で掲載していたスペックやネット上に残っているデータを参照して掲載している。特にサイズや重量に関しては若干数値が異なる可能性もあるので、そちらを踏まえた上で参考にしたいただければと思う。
モデル名 | Classic IntelliMouse | Comfort Mouse 6000 | IntelliMouse Explorer 3.0 復刻版 |
---|---|---|---|
光学式センサー | BlueTrack(青色LED) | BlueTrack(青色LED) | 赤外線センサー(赤色LED) |
最大解像度 | 3,200dpi | 1,000dpiI | 400dpi |
フレームレート | - | 8,000fps | 9,000fps |
ポーリングレート | 1,000Hz | 125Hz | 125Hz |
本体サイズ | 132mm x 69mm x 43mm | 12mm x 68mm x 40mm | 131mm x 70mm x 41mm |
本体重量 | 100g(ケーブル含まず) | 113g(恐らくケーブル込み) | 158g(恐らくケーブル込み) |
フレームレートは不明だが、全体的に性能は大きく向上している。
とは言うものの、今どきのゲーミングマウスとしては見劣りしてしまうスペックなのは否めない。が、IE3.0クローンとして人気の高いZowieのECシリーズやダーマポイントのDPTM37BKに近いスペックではあるので、用途にもよるが実用レベルでは問題は無いかと思われる。
また、解像度は引き上げられえているが、センサーはCM6000と同じBlueTrack Technology採用センサーを搭載している。BlueTrack Technologyは青色LEDを採用した光学式センサーで、さまざまな素材の上で安定した操作が可能(透明ガラスや鏡は不可)とされているが、BlueTrackや他社の青色LEDを採用した光学式センサー搭載マウスを使用したことの無いユーザーにとっては若干不安もあるだろう。
ボタン数は計5個とCM6000や復刻版IE3.0から変わっておらず、その内3個のボタンでプログラム可能となっている。
本体サイズは、全体的に見てわずかに大きくなっている。元々大型マウスの部類に入るサイズだったが、高さが復刻版IE3.0よりさらに2mmほど高くなっている点が気になるところだ。
伝説のマウスの復活に、大きな期待と若干の不安を持ちつつというユーザーも多いのではないだろうか。
メインスイッチの感触など、実際に触れてみないとわからないことも多いかと思うが、販売価格は税込み5,000円以下と手の出しやすい価格にはなっているので、かつてIE3.0を愛用していたユーザーはもちろんのこと、IE3.0未経験のユーザーも思い切って試してみるのも良いかもしれない。
製品仕様
製品名 | Microsoft Classic IntelliMouse |
---|---|
メーカー | マイクロソフト |
型番 | HDQ-00008 |
発売日 | 2018年1月26日 |
マウスデザイン | 右利き用 |
センサー方式 | BlueTrack |
解像度 | 3200dpi |
インターフェイス | USB 2.0 フルスピード対応 |
マウス レポートレート | 毎秒 1000 レポート |
総ボタン数 | 5 |
カスタマイズ可能ボタン | 3 |
スクロールホイール | 垂直スクロール |
LEDカラー | ホワイト |
マウス寸法 | 132(D)mm x69(W)mm x43(H)mm |
マウス重量 | 100g (ケーブル含まず) |
対応OS | Windows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7 |
保証期間 | 1年間 |
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