7.1chに対応したハイレゾゲーミングヘッドセット「Khan AIMO」がROCCATから発売
ドイツのROCCATから、バーチャル7.1chサラウンドサウンドとRGBイルミネーションに対応したゲーミングヘッドセット「Khan AIMO」が発売された。
高品質オーディオでゲームに没頭
Khan AIMOは、業界初として発売されたハイレゾ対応ゲーミングヘッドセットKhan PROの上位機種となる製品だ。
搭載ドライバーユニットのサイズは50mmとKhan PROと同サイズとなっており、周波数特性も10~40000Hzと同数値だが、インピーダンスの値がKhan PROが25Ωなのに対しKhan AIMOは32Ωと異なっている。
マイクは自動ミュート機能を持ったパッシブタイプのノイズキャンセリングマイクとなっており、Khan PROと同タイプではないかと思われる。
Khan AIMOの最大の特徴は、バーチャル7.1chサラウンドサウンドに対応した点だ。
本体にUSBタイプのHi-Fi24ビット96KHz DACサウンドカードを内蔵し、実質的にノイズ干渉は発生しないとのことで、高品質な7.1chサラウンドサウンドを実現している。
Khan PROはPS4・Xbox Oneなどにも対応したマルチプラットフォームが売りの一つであったが、Khan AIMOでは接続がUSB接続に変更されているため、対応機種はWindows PCのみとなっている。
USB搭載のゲーム機器でも接続自体は可能かと思われるが、恐らく7.1ch再生は不可かと思われ、2chでの運用が可能かも不明となっている。当店でもゲーム機器等での使用は未確認のため試す場合は自己責任でお願いしたい。
USB接続になったことにより、RGBイルミネーション機能も搭載された。
RGBイルミネーション機能は「AIMOライティングシステム」に対応し、対応デバイ同士での同調が可能となっている。
サウンドカード、コントローラ類、RGBイルミネーションを本体に内蔵し、50mmドライバ、ステンレススチール製スライダーを採用していて本体重量275gと軽量なのがポイント。Khan PROより若干重くなっているが他社の競合製品と比べれば十分軽量と言えるだろう。
高品質サウンドカードを内蔵したことにより、ハイレゾ+7.1chサラウンドサウンドが可能になったKhan AIMOは大変魅力的なヘッドセットだ。
対応がPCのみと使用環境が限られるが、現時点(2018年3月現在)でハイレゾバーチャル7.1chサラウンド を可能にしたゲーミングヘッドセットはほとんどないので、PCでがっつりゲームをプレイしているユーザーは試してみてはいかがだろうか。
製品仕様
ROCCAT(ロキャット)について
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