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インテルZ390チップセット搭載マザーボード28モデルが一斉に販売開始

インテルのデスクトップPC向けチップセット「Z390」を搭載する各種対応マザーボードの販売が2018年10月9日(火)1:00より開始。 同時にCoffeeLake Refreshことインテルメインストリーム初の8コア16スレッドプロセッサー「Core i9-9900K」を含む第9世代インテル コアプロセッサーも発表されたが販売はもう少し先の10月19日22:00の予定。

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公開日: 2018-10-09

Z390チップセット搭載マザーボード販売開始

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4社まとめて並べてみるとどんだけ黒色好きなんだ・・という位メーカー問わず黒系で統一されたパッケージ、勿論示し合わせた訳ではない。

インテルのデスクトップ向け第8世代及び第9世代のCOREプロセッサーファミリー「Coffee Lake、Coffe Lake Refresh」に対応するチップセット「Z390」搭載マザーボード各種の販売がパソコンSHOPアークでも2018年10月9日(火)1:00より開始された。

解禁時間の時点で販売開始を確認したのはASRockから8モデル、ASUSから5モデル、GIGABYTEから6モデル、MSIから9モデル。 フォームファクタ別に区分するとATX 19モデル、MicroATX 5モデル、Mini-ITX 4モデルで合計28モデル。

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ASRockのパッケージは落ち着いた黒系にまとめられている。

ASRockからは「Z390 Taichi Ultimate」、「Z390 Taichi」、「Z390 Phantom Gaming 4」、「Z390 Extreme4」、「Z390 Pro4」、「Z390M Pro4」、「Z390 Phantom Gaming-ITX/ac」、「Z390M-ITX/ac」の8モデルで特筆点としては長年同社ゲーミングモデルのフラフシップネームだった「Fatal1ty」が今回より「Phantom Gaming」に置き換えられている点、「Fatal1ty」さんは今や話題のe-Sports初期に活躍したプロプレイヤーだった事を知っている人は今やそれほど多くないかもしれない、今までありがとうジョナサン。

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ASUSのパッケージも落ち着いた黒色にまとめられている。

ASUSからは「ROG STRIX Z390-F GAMING」、「TUF Z390-PLUS GAMING」、「TUF Z390M-PRO GAMING」、「PRIME Z390-A」、「PRIME Z390M-PLUS」の5モデル。 現時点でMini-ITXモデルとROG上位モデルは未発売、まずは足元からといった所だ。

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GIGABYTEのパッケージも黒色ベースでまとめられている。

GIGABYTEからは「Z390 AORUS MASTER」、「Z390 AORUS PRO」、「Z390 AORUS ELITE」、「Z390 UD」、「Z390 M GAMING」の6モデル、ATX-MicroATX-MiniITX比4-1-1と一通り網羅しておりGIGABYTE好きな人もフォームファクタで悩むことはなさそうだ。

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MSIは・・・、やはり黒ベースのパッケージでまとめられている。

MSIからは「MEG Z390 GODLIKE」、「MEG Z390 ACE」、「MPG Z390 GAMING PRO CARBON」、「MPG Z390 GAMING EDGE AC」、「MPG Z390M GAMING EDGE AC」、「MPG Z390I GAMING EDGE AC」、「MAG Z390 TOMAHAWK」、「MPG Z390 GAMING PLUS」、「Z390-A PRO」の9モデル、定番のゴッドライクやカーボンに加え新シリーズも投入。

Z370とZ390の違いと選び方

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Z390はZ370と同様、インテルのソケットLGA1151(CoffeLake、CoffeeLake Refresh)プロセッサー向けのチップセットで主な違いは「Intel Wireless-AC 802.11/ac and Bluetooth 5.0」、「Intel Wireless-AC Adapter」、「USB3.1 Gen2(10Gb/s) x6ポート」、つまりWiFiとUSB3.1Gen2に対応している点、逆にいえばそれ以外は同仕様としている。

ざっくり言ってしまうとZ370はインテル300ファミリーのチップセットとしては「Z270改」的な存在でつなぎのチップセットだったがZ390はある意味「真Z300シリーズチップセット」といって良いかもしれない。 つまりZ370がものすごく特価で売っている場合は考えるが普通にこれから購入するのであれば第8、第9世代のプロセッサーとの組み合わせはあどちらもZ390チップセット搭載マザーボードで間違いなさそうだ。

また、メモリーのOC耐性も向上されており一部のモデルでは8GB2枚組でDDR4-4800、4枚組でDDR4-4500で起動させる事も出来たとの情報もありカタログスペック以外にもブラッシュアップ要素は少なくなさそうだ。

ちなみにZ370チップセット搭載マザーボードで第9世代コアプロセッサー(Coffee Lake Reflesh)を使用する場合、BIOSの更新が必要となるので留意しておきたい。

Coffee Lake Refreshは2018/10/19(金)PM22:00販売解禁、ただし販売開始出来るかは未定

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Z390の販売開始と同時にインテル第9世代コアプロセッサーCore i9-9900K(BX80684I99900K)、Core i7-9700K (BX80684I79700K)、Core i5-9600K (BX80684I59600K)の3モデルも発表され発売解禁予定は2018/10/19(金)PM22:00としている。

ただしCore i9-9900KとCore i7-9700Kの2モデルはZ390販売解禁時点で発売解禁日こそ決まっているが解禁予定日に間に合うかは不明としており、購入を検討している人は今後の販売店の情報更新などには要チェックとなりそうだ。

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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。