ASUS ROG-STRIXブランドのNVIDIA RTX20シリーズGPU搭載モデルとして「GeForce RTX2070」「GeForce RTX2080」に続き、「GeForce RTX2080Ti」にも「ASUS ROG-STRIX」の名を持つデスクトップ向けウルトラハイエンドグラフィックスカード「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」が登場、2018年11月2日(金)より販売が開始された。

「ASUS ROG-STRIX」モデルはASUSのフラッグシップブランド「ROG」のゲーミング寄りのシリーズ「STRIX」とのダブルネームを冠しており、ゲームプレイなど常用的なOC動作に耐えうる冷却性能を持っている事が多い。 それ故に同ブランドにはファンも多く「ASUSのROG STRIXモデルが出るまで待つ」という声を聞く事も。

主な仕様としては、GPUブーストクロックは1635MHz、メモリスピードクロック値は1750MHzと同社のその他RTX2080Ti GPU搭載2モデルを超える性能を誇る。 そのトップレベルの性能を引き出すのであれば、やはり心配なのは熱問題ではなだろうか。 しかしその点において、ASUSはこのグラフィックスカードに冷却性能に更に磨きをかけた「Axial-tech FAN」技術を採用した3つのファンに2.7スロット分を大型のヒートシンクを搭載、そしてオートエクストリームテクノロジー(精密自動製造)で造られたこのグラフィックスボードはハイエンドGPUであるRTX2080Ti GPUの発熱に対しても問題なく冷却できそうだ。

3連ファンに2.7スロット分の大型ヒートシンクを搭載すれば、もちろんだがこのグラフィックスカードは巨体である。 カード長は30.5cm、横幅13.1cm、高さは5.41cmと小型のパソコンで組みたいのであればケースを選ばなくてはいけない程。 もちろんミドルタワークラス以上のケースを使用している方でも他のパーツに干渉しないか注意が必要だ。

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