遂に登場!! ゼンハイザー初のワイヤレスゲーミングヘッドセット「GSP 670」が発売
ゼンハイザーとしては初となるゲーム向けワイヤレスヘッドセット「GSP 670」が発売された。ゼンハイザー サウンドと最新の無線技術が融合した大注目の製品だ。
究極のワイヤレスゲーミング ヘッドセット
GSP 670は、ゲーム用途向けのゼンハイザー製ヘッドセットとしては初となるワイヤレス仕様のモデルだ。
ハイエンドゲーミングヘッドセットとして人気の高い有線接続モデルGSP 600/GSP 500のデザインを踏襲しつつ、独自開発の無線技術ローレイテンシー (低遅延) 技術を搭載した注目モデルだ。
ゼンハイザーが開発したローレイテンシー技術は、PCやPS4で常に安定して切断の無いクリアなサウンドをほぼゼロ遅延で提供するという。
また、Bluetoothでの接続も可能となっており、スマートフォンやタブレットなどのBluetooth機器との同時ペアリングが可能で、ボタン操作ひとつでBluetooth接続に切り替えでき、通話などが終了すると再びローレイテンシー接続へ自動で切り替わる仕組みとなっている。
バッテリー性能も優れており、ローレイテンシ接続で16時間、Bluetooth接続で20時間以上の稼動が可能。 充電はUSBケーブルで行い、7分間のクイック充電でも2時間のワイヤレス使用が可能とのことだ。また、充電が切れた場合でも充電しながらのゲームプレイもできる。
高性能なバッテリー管理機能も備わっており、ヘッドセットの使用状況を検知し、自動的にオン・オフを行う。
”オーディオマニア向けゲーミング”を謳う密閉型ダイナミックドライバーは温かで深みのある低音と中音域や高音域を妥協することなく実現。
専用PCソフト「ゼンハイザー・ゲーミング・スイート」(※Windows®10のみ対応)でイコライザ設定やサウンド登録の管理が可能。
また、ゼンハイザー・ゲーミング・スイートのバイノーラル・レンダリング・エンジンで 7.1 サラウンド・サウンドも使用可能となっている。
マイクは、最新のノイズキャンセリング機能を搭載した”放送レベルの高品質マイク”を採用。ブームアームを上げるだけでミュートが可能だ。
デザインはGSP 600/GSP 500と酷似しているが、イヤーカップ周りのデザインが異なり、カラーも相まってGSP 600/GSP 500よりスッキリとした印象。
また、ドライバーユニットとマイクのスペックもGSP 600/GSP 500とは差異があり、周波数特性がGSP 600/GSP 500より狭くなっている。
サウンド面で見ればGSP 600/GSP 500と全く同スペックという訳ではないが、何よりゲームでゼンハイザークオリティのサウンドがワイヤレスで楽しめるというのがGSP 670のポイントだ。
販売価格4万円越えと(2019年発売時点)、ゲーミングヘッドセットとしてはかなり高額ではあるが、(筆者的には)その価値は十分にあるように思われる。ストレスフリーで最高のゲームサウンドを求めるなら思い切って試してみてはいかがだろうか。